日記

日記です

学祭の季節

とうとう、今年はもう行かなくてもいいかな~なんて思ってたんだけど、そういえば研究室の先生も今年でいなくなっちゃう、先生が卒業しちゃうんだったと思って、昨日は学祭に行って来ました。

今年でいなくなるのを知っていながら行かなかったら後悔するのは目に見えてるもんね。

 

簡単な手土産を携えて研究室にお邪魔したんですが、先生は不在。

でもとなりの研究室にかつて一緒にアルゼンチン実習に行ったYちゃんがいたのでよかった。久々に話した、そしていまアルゼンチンでお世話になった日系2世の方が日本にきてるそう。そんな情報も知れてよかった。

で、肝心の先生はというと、今日はちょうど福島復興支援のシンポジウムがあるとかで、そのため1日研究室はあけるらしい。

お土産を置いて帰ることにしました。

 

ものすごい久々に大学に来たけど、校舎がいくつか新しくなったり、もう何号館だったかも忘れたけど、大学の敷地のほぼ真ん中にあってよく授業で使ってた建物はきれいさっぱりなくなって、中庭だった場所だけがガランと残っていた風景はなんだかディストピア的だった。

あそこの掲示板でよく履修科目の時間割とか年度末のお知らせとか見てたのにな。

 

 

それとシンポジウムが行われているという建物は、すごい近代的でした。もともと何があったかも思い出せない。

中に入ってみるとちょうどシンポジウムが始まるところで、先生の近況でも知って帰ろうと思い参加。すぐに退席できるよう後ろのドア側の席に座った。

福島の除染作業で最近はほとんどそっちに行ってる、とかいう話は聞いてたんだけど、実際に何やってるのかは全然知らなかった。というか元々出張とか学会とか、大学で授業してない時の外部の仕事なんて在学中からよく知らなかったし特に気にも留めてなかったんだけど、もう来年からは確実に会うことは無くなるので、先生のお仕事の見納めって気分。

 

夕方から予定があったので(実際には勘違いで予定は来週だった)先生からの復興支援全体の概要説明が終わったところで退室。その後の他の専門の先生がお話する森林に吸収されたセシウムの報告とかすごく気になったし、後半にある先生の活動内容の報告とか聞きたかった。

でもまあ今何してるのかはちょっと知れたのであとは帰るだけ、と思ってたら、ちょうど外で先生にお会いできました。

 

でも、これといって話すこともないしね。軽く挨拶とかして帰りました。でも会えてよかった。

 

除染、復興支援、ってだれがどう見ても素晴らしい事してて、内容を理解しなくったって、すごいことしてるとしか言いようがない。

でも先生は「まあ、こんなことしてますよ」とだけ言ってた。

 

先生が大学にいる間に、なにかいい報告ができればよかった。

 

先生は私のよき理解者って思ってる節があって、それは大げさな言い方で、根拠もないし、単にそう思いたいだけなんだけど、きっとほかの人もそうだと思う、きっとみんなにとってよき理解者。

先生は自分の仕事で忙しくしてたから、べつに研究室生と特別親しいとかそういうのは無かったと思うし、院生だと何人か熱心に指導してたなって人はいて、その人達は少し特別って言えると思うけど、私に関する扱いは他の学生と同じで普通。

 

でもきっと人に慕われる人柄なんだろうな、っていうかそういう人なんだろうな。

 

私の在学中から、先生はよくなにかと出てて研究室には不在で、でも院生とか私たちの卒論とか細かく見てて、でも大変さみたいなのは微塵も感じさせないところがあって、もうそんなのは慣れてて大変なんて思ってないのかもしれないし、単に年齢も年齢だから、それゆえの余裕とか、いろんな欲が見えてしまうマイナスの意味での若さが無いとか、そういうことかもしれないけど「まあ、こんなことしてますよ」の一言で片づけちゃう感じは、その人柄みたいなものを感じさせるものがあった。

 

年を取るっていいことだな、って思った。

それと尊敬できる人がいるっていいことだなって思ったし、尊敬させてもらってるって言い方がしっくりくる、そんな念を発生させてくれることにも感謝したくなる。

 

みたいな、ちょっと深い話やシリアスな話はすっとばして、挨拶した時に「今年で卒業ですよ」って冗談っぽく茶化して言ってくれる、そういう表面的には気楽で飄々とした姿は、きっと一貫した私の(目指したい)理想だと思う。