読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日記

日記です

散歩と雑学

植草甚一の「ぼくは散歩と雑学が好き」は分厚くて当分読み終わりそうにない、さらに最近はタイプの違う本を同時進行で読むなんていうのも習慣化してきたので、ただでさえ本を読むのが遅いのにますます分厚い本なんて時間がかかってしょうがない、そんなだから去年の展示会でYちゃんに借りたクラフトエディング曾社だったかの本はもうあれから数ページのとこで止まったままになっている。

けど、この「ぼくは散歩と雑学~」を買った植草甚一展で、このYちゃんに借りた本の作者がトークイベントをするみたい。行けないんだけどね。

だけど確かに、なんとなくこのYちゃんに借りた本に出てくる世界中を旅した故人(の荷物や土産物からひもとく不思議な旅のお話・・・だと思う)と植草さん重なる。

 

で、ぼちぼち「ぼくは散歩と~」を読み進めてるんだけど、いろんな映画や本、文学からエロ本(?)まで、そしてアメリカでおきた事件やらLSD文化と幅広く扱ってるコラムをまとめた本なんだけど、今のところ読み進めるのが楽しい。

 

なぜなら、まるで今までの本とか映画とかから得たこちらの雑学の集大成的なものがあるからこそ読めるって感じの内容だから。

 

もちろんさっぱりわからない初めて聞く名前とか言葉もたくさんあるんだけど、知ってる名前が出てきたりすると楽しい。

 

植草さんは、サブカルの師とか言われてる人らしい。

昔から恐ろしい量の主に洋書を買い集めてるみたいで、古本屋で1回に何十冊と雑誌とか本を買って一通り目を通して気づいたら夜中、みたいな日が楽しいとか。昔から何かと記録を付けるのも好きらしく、学生時代から読んだ本と感想とかリストにしてて、本そのものもだけど、知識に関しても蒐集家のよう。

 

そんな人だからそもそも向こうの知っているもの、扱っているものの母数が多いのでこちらのわずかばかりの知識にでも引っかかるってだけなんだろうけど。

 

展示にあった写真で、大量に積み上げられた本の山に埋もれるようにして植草さんが本を読んでるの印象的だった。

前に本屋で服コレクターの世界みたいな本があったけど、ちょっとぞっとしたのを思い出した。

前にロシアアバンギャルドのポスター展にいったけど、そのポスターは全てBA TSUのデザイナーの方が蒐集したものだったはず。最近ロシアアバンギャルドポスターの本が出てて表紙がすごくかわいかった。ロシアアバンギャルドって一つの言葉なのかな。

蒐集家っていうと男の人ばっかりなのかな?とか思ったけど、よくテレビでブライス人形とかキティちゃんとかに囲まれて暮らす女の人も見るよね。

 

前にテレビかなんかで、昔はものが無かったから、その時代を生きた人は物が捨てられない、あるいは物が大事(そのものだったり、それがもたらすイメージやステイタスだったり)だけど、今の子は物がたくさんある時代に生まれているから、逆に物が無い、なるべく持たないことに美徳を感じているって言ってた。