日記

日記です

300円

300円で飲める立ち飲み屋が新橋銀座界隈にあり、行ってみないかと誘われ、実はあまり興味がわかなかったものの、久々の友達の誘いだったので行くことにした昨晩。

 

私は入店1時間もしないうちに、先に帰ってしまった。(もともと10時には帰ると伝えてあったが、それより15分ほど早くに出た)

友達には悪かったけど、その数分後に別の友達が来る予定だったし、なにより店が合わなかった。

 

クラブから“音楽を楽しみに来ました”という建前を完全に取っ払ったような場所で、出会いの場として有名とはきいていたんだけど(そして、だからこそ気乗りしなかったんだけど)、そこは本当に、ナンパするという目的も、されるという目的も、まったくオブラートになんか包まなくていいような場所で、ここにいるからには、男は誰かに声かけなきゃ変で、女はそのつもりで来てる、っていうそういう空気が蔓延している場所だった。

私は誰かに肩をトントンとたたかれたり、携帯をいじってたら何か声をかけられたり、そんなことが何度かあったものの、どれもシカトしていた。友達と2人ならんでいたぎゅうぎゅうのカウンターで、隣の人に「入ってもいいですか~」ととてもフレンドリーに聞かれたので「どうぞ」と笑顔で返し、横にいた友達に、頼んでいたメニューが来ないので聞いてくると言い残しその場を離れ、友達とその男性を2人きりにした。

頼んだものが来ないと言う私はバーのあたりでたらいまわしにされ、私は友達に、そろそろ10時だから帰るねと言って帰った。

 

なぜだかどうしても、他人と興味のない話をする気になれなかった。

どうもーとか、よく来るんですかーとか、年齢とか職業とか、そんなことを、実際どうでもいいなあって人に質問したりされたり、そんなことをする気にぜんぜんなれなかった。

数年前までは、多分そういう、初対面の人とでもスムーズにコミュニケーションをとることに、自分の社交性が身に付いたと喜んで、そういう“できた”っていう成功体験を糧に頑張れた気がする。

でも今はどうでもいいんだ本当に。

 

300円バーと全く関係ない、無縁の人になりたい。