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日記

日記です

正しい判断とは

転職活動中です。

入社した時から(いや、その前から)もうずっと辞めたい辞めたいと思っていて、とにかく会社に行くのが好きじゃない。もちろん仕事も好きじゃないし、仕事の中に好きな要素や楽しい部分なんてものが一つもない。

制服もダサくていやだし勤務地も好きじゃない。

最初の店舗は次の店舗と比べれば年齢の近い人もいたし、嫌な人もいたけどでも人間関係の面では楽しくやれた。

それに(主に仕事の内容自体に不満のない人は)人間関係が何より大事と言う。

次の店舗もそりゃ気のあう人こそいなかったものの、意地悪するような人とか、干渉するような人もいなくて過ごしやすかった。

 

それになにより、何の展望もなく会社を辞めたって次が見つかるわけがない。それに私はここしか受からなかったんだから。私に市場価値なんて新卒の頃でさえなかったのに、なぜに今更価値が付くというのだ。

 

そう思ってずっと辞められなかったので、まず辞めたことがすごい。

仕事の内容で、特に苦手だった仕事が、今後メインの仕事としてやっていかなくてはならなくなる、そういう風潮があって、ちょうどよく耳にも異常をきたしたのでやっと辞めることを決意したんだけど、きっと、みんなが2,3社内定をもらっている時、他で内定をもらえなかった、市場価値が無いという汚名を返上したかった面もあるのかもしれない。

たしかに、世の中のみんなより劣っていると思ったまま暮らしていくのは嫌だった。

かといって、今回の転職活動で内定をもらったかと言って、私は世の中のみんなより劣っているわけではないんですよ、という証明になるわけではないなと実感もした。

 

やっぱり知名度のある会社じゃ書類が通らないし、前職は規模だけはある会社だったので、中小企業ならば通るが、それはきっと中小企業からのイメージだと、大きなキチンとした会社に勤めてた人ならとりあえず会ってみようと思うのだろう。

結局それは私の市場価値うんぬん、汚名返上うんぬんにはかかわってこない。

それでも、嫌で嫌で仕方が無かった部類の仕事を避けて事務がやらせてもらえる、しかも制服を着なくてよい、それが得られれば、あと土日祝日やすみで残業が少な目、それが得られるならやはり私にとっては充分飛躍だ。

そんなわけで、そんなもんを基準に転職活動をしているので、まったく会社の規模とか扱う製品とかそんなものは考慮に入れていない。

 

それは、ハロワに行って簡単な講習を受けた際に、事務職の倍率が高いと言っていたから、もう選んでいられないと思い、いろんな会社に応募しまくったのだ。

 

まったく、今までこんなにも事務の仕事が憧れの仕事になるなんて思っていなかった。

 

よく雑誌のスナップとかで

“えみ(24)事務”

とか書いてあってもなんとも思わなかったのに。

 

事務の倍率が高い・・・私なんて前職は一般事務職にはならないし、エクセルのスキルもないし、ああ、あんな仕事しかしてないから、結局専門的な仕事しかしていない、加えて、世間から見れば、安住の地であぐらをかいて、楽な仕事で苦労を知らない、そんなイメージもあるだろう。

それに実際に他の仕事をしたことが無いので、いったいあの仕事はつらい部類なのか楽な部類なのかわからない。

どの程度、自分の経験に自信を持っていいのかわからない。

 

そんな状況の中、なんとか数社面接にいってきました。

 

私は当初、もっと

「へぇ~、前職××?・・・辞めちゃったの?営業が嫌で?大変だったの?(ニヤニヤ)」

「うちは大変だよ~?頑張れる~??(ニヤニヤ)」

このご時世に辞めるなんて、世間知らずの甘えたやつ(笑)という対応をされると思っていたので、ほぼそんなことが無く驚いている。

 唯一、どう考えてもキツイ仕事という想像のつかない、私の前職のように楽そうというイメージをもたれそうな会社の面接で、“恵まれた環境で楽な仕事でお給料もたんまりもらっていたんでしょう”というイメージ持ってますということが容易に想像できるような質問をされ、辞めた経緯を話すと厳しく追及されるという場面があった。

まさか、ここで?とびっくりした。(でもうどうやら採用担当者が営業系の仕事を完遂した人の様だった。納得がいく)

が、こちとら何年も、のっけからけんか腰の人間にどなられたり、無理難題を言われたり、時には住所が無い人にも対応したりしてないのだ。

多少の、こんなギリギリ品位は保ちたいが、怒りは表したいなんていう圧迫風面接なんて朝飯前である。

 

それにしても、世間一般には楽な仕事でいいね、なんて思われそうなここの人間が、同じく、現に楽そうというイメージを持ったはずの私の経歴について、だけど実際、世間のイメージとは違うその仕事なりの大変さは当然あるはず、とは思わなかったのか。

私の年収を聞いたときの、あの憐みの目が忘れられない。

 

 当初ここを、拘束時間が短いという理由と、営業させられる可能性が最も低いという理由から第一志望にしていたが、ネットでこの手の仕事をしている人が転職に苦労しているという内容のものを目にし(仕事内容、人と、あまりに変化のない職場環境にこのままでいいのかと危機を感じ転職を試みるも、パブリックイメージから次の仕事がみつからないという)、極めつけは圧迫(風)面接でナシになった。

 

そうなると次の候補は、今後会社も存続していきそうで、私が受けた中では規模もあり、働く人の数も多く、同年代の女性も多いらしいという事務。

ここは今、絶対に内定が欲しいところ。

今まで少人数だったので、同年代の人が多いというのも少し憧れがあるし、仕事の内容も想像しやすいし、同性が多い方が私には働きやすいんじゃないかと思っている。

人事も、やはりある程度規模のある会社なので、人事という職種の会社の窓口になるような人間には、見ていて心地の良い華のある女性を採用していて、事務的な質問と新卒の際に経験したようないかにもな面接と、ある程度堅い雰囲気もあって会社と言う感じがして良かった。

これが一社目だった。

 

次が、1番可能性として低い外資系・・・

とにかく私には縁遠い。選考会で落ちたITベンチャー並みに縁遠い、それに福利厚生の面が頼りない。ありえない。そう思いながらも、内定は必要、仕事が必要なのできちんと面接に行った。

ら、なんか第一印象が1番いい。

え??うそでしょ?なんか、めちゃめちゃいい人じゃないか?小さい会社なので人事というものはなく、なんか年齢が上のエライ人が面接してくれた。

が、この偉い人がまず女性、しかもなんかすごいアットホームな雰囲気で、粛々と仕事をしていながらも、社内の雰囲気が悪い感じが無い。

そして面接をする2人は、だいたい4,50代だろうか、ダブル浅野のような明るさと、バブル時代に働く旨みを味わったことのある人特有の仕事好きな雰囲気がある。(それが入社後吉と出るのかプレッシャーとして凶と出るのか)

しかし外資系、英文メールが日常的にくるらしい。英語は必須ではないがそこも考慮していただける方に入社していただきたいのだ。もちろんそんなことは事前にサイトで確認済みであり、英語に対する意欲は記載しておいた。転職サイトの登録には英語日常会話程度の欄にもチェックが入っている。

内定のために少し盛るのは珍しくないはず。

しかしそれがアダとなって、私はみそくそな英語を披露する機会に恵まれてしまった。

ああ、あれにチェックを入れている以上もう引き返せな意と思い、腹をくくって英語のやりとりに応じた。

英語ができるらしい、きちんとした男性社員がお相手だった。

きっと妻子があり、仕事への意欲があるが押しつけがましくなく、帰りにゴールドジムに行き適度にワークアウトを行うビジネスパーソンなのだろう。そんな人と今年初めて口きいたかもしれない。

 

これで落ちるな、と思ったが次の選考に進むことになった。

 

 そして、内情は9時まで残業がある大き目の会社の契約社員の面接を受け、周囲の若い人たちの受け答えのつたなさと、自分のはきはきした答え方に「まるで私、おつぼね」と年齢のギャップを感じ、

次に例の圧迫面接、それを終え、大きな会社の下の下の下を請け負う子会社の面接を受け、面接官(初めて、中年の上役っぽい人に当たった)に今度は、経歴を褒められ、まるでエリートのような言われ方をし、どうやって大量採用の会社にやっと引っかかった程度なのだという実情を説明すればいいのか、という新しい課題が見つかった。

 

うちみたいなとこになぜ?という顔をしていた。どうも、雑用みたいな仕事なのにいいの?ということらしかった・・・

私の目的は、仕事のやりがいではないのだからいいのだ。通勤もしやすそうだし、繁忙期以外は定時上がりのようだし万々歳ではないか。

 

 

と、ここまで面接を終えて、なぜか私の中の、まだ残っている若さなのか、真面目さなのか、好奇心やら向上心なのかわからないが、あるいは情?

 

いろいろ落ちて、選択肢が例の外資系だけにならないかな、などと考えている。

 

待遇の面で1番不安であるが、ここの面接担当のお偉いさんもうちみたいなとこでいいの?とは言っていたが、ここの人の言う“うちみたいなの”とは待遇の面で前職とは格段に落ちてしまうのにいいのか、ということであって、先ほどの会社のいいの?とは種類が違う。

それに、私は映画が好きなのでおのずと外国が好きで、よってうすぼんやりと英語に対するあこがれがある。

それと駅から歩くけど会社の立地がかっこいい。毎日あの駅を出るなんて気分がいいではないか。

面接時、なんとなく社内の空気に押されて、英語を勉強する機会ができるのは望むところ、と言うようなことを口走ってしまったのだが、なんとなくそんな気もしてきた。

もしここの会社を辞めることになっても、もし英文メールを扱う程度の英語スキルが身に付けば、次の転職の幅も広がるというメリットがある!ようにも思えてくる。

やりがいのある仕事よ、と自分たちの仕事や会社に誇りを持っているような雰囲気は誰が見たって素敵だし、ああ、そんな人から選ばれたい、選び抜かれたいという変な欲求が芽生え始めている。

それに、これまでの“言いたくない社名”“誇りのもてない仕事”というあの負けの気分(もちろん会社のせいじゃなく個人の気の持ちようなのだが)からもおさらばかもしれない。

そうだよ、私はこれまで自己評価が低く自信が無く、私みたいなのにはこんなことはできない、という前提でものを選んできた。でもだからこそ、それなりの場所にしか着地しないんじゃないの?上を目指さないから飛躍できないんだよ、と私の中のジャスミンが言う。

あ、ジャスミンとは、ウディ・アレンの「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェット扮する主人公の名前です。

離婚を機に金持ちから貧乏人に転落、妹の家に居候しているくせに、その決して裕福ではない妹に、「あんたは自尊心が低いからいつまでもこんな生活からぬけだせないのよ」と言い放つとんでもない女。ではあるが、このセリフ今でも忘れられない。

 

ああでも、でも、思い出せーーー!思い出せーー!数か月前働いていた時の気持ちを!

もうどうでもいい興味のないことに関して、意欲とかやる気とか求められるのもうんざりだったじゃないか。

雑用やりてえ雑用やりてえ言ってたじゃないか。

何か“やりがいの無い仕事”を探していたじゃないか。

とにかく暮らすお金を得るためだけの、“きちんとこなす”ことだけ求められる、後は何も求められない仕事を。

 

これ、いったい誰に相談したらいいのかわからない。

大学時代の研究室の先生や、あそこ所属の面々なら、ぜったいここの外資行けって言うな。今思い返せは意識高い系だったもん。(なぜ私はあそこにいたんじゃろか意識高い系いだったのか?)

 

占いにでも行ってしまいそうだ。

 

 

※まだどこも内定もらっていません