読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日記

日記です

知った感覚

久々だけど知ってるこの感じ。


隣町の素敵なご飯屋さんに私たちのささやかな新年会という事で行った。
入ってしばらくするとその通り沿いのお店の店主などで賑わい、私たちも顔見知りなので軽く挨拶など交わし、知った顔が集まるおだやかな時間が流れる店なんだなと思い、おいしい食事とお酒に癒されよい気分だった。

良い気分だった、そのときまでは。

店は9時を回る頃には大分賑わいをみせ、予約客が入ってくることもあったし、常連とみられる男性客が入店し、カウンターで他の客と談笑するなんて場面も見られた。


私たちは一通り食事を済ませ、このグラスに残った数口分をのみ終えたら帰ろうと店主にお会計をお願いした。おそらくあと5分もここにはとどまっていないだろうという時に、話が盛り上がりをみせたYちゃんのもとに店主が歩みより、声のボリュームについて注意するような仕草を表した。

私たちは「あっ、すみません」と謝りちょうどお会計も済ませ店を出た。
お酒も入り気分がよくなってテンションが上がりうるさかったかな、テへッ



と、思わない。

ぜんぜん思わない。

私の席から店主の顔は見えないがおそらく笑顔で、相手を刺激しない程度に人差し指を前にもってきて「しーっ」のようなポーズをとっていたと思われる。

しかし、店内の均一の賑わいを脅かすほど声を張り上げていたとはぜんぜん思えないし、たとえそうだったとしてももう退席する私たちに今さら「しーっ」をやる必要があっただろうか。

2、3分我慢してまあ気持ちよく帰ってもらおうか、という結論には至らなかったわけだ。

どうしても私たちには、なにかしら注意をしたかったとしかおもえなかった。
なにかしら注意をしたい相手はおそらく好意的に見ている相手ではないだろう。
思い返せば入店時からなんとなく"シカト"の空気があったようにも思う。

しかしあの時の声のボリュームについて100歩譲っても、他の時は許容範囲の賑やかさだったと思うし、料理一品と酒一杯で何時間も粘った訳ではない。確かに途中Yがグラスを倒すというハプニングがあったものの、その時かけつけた女性店員からは特に何も感じ取らなかったので、グラスの件は大きく関係していないと思う。
それに以前にもその店で私が声のボリュームについて同じ対応をされたことがあったのだ。
そのときはまだ店に入って間もなかったので、当店のスタンスを把握させる、どの程度がこの店の許容範囲かを知らせるためと思い自分を恥じることしかしなかった。

しかし今回については、やはり単純に歓迎されていない客だったという風にしか思えない。

なんとなく近隣の常連が集まる店という空気はあるが、私たちは店内で近隣の店主たちと軽く挨拶を交わすなんて場面あったんですが、それは店的にノーカウントと。(誰と繋がっているかで客を判断する店もあまり良いとは思わないのでこれは腹は立たないが)

しかし、何の悪意もよこしまな気持ちも、私たち何度か来てるし常連よねーっみたいな傲りも、近隣店主とやたらべたべたして内輪アピールなんかもせず、ある程度のマナーを持って食事を楽しんでいたつもりだったので、多目にみても許されそうな声のボリュームについてわざわざ注意されたということでけっこう傷ついたのだった。

それともサンジャポとか俗っぽい話題を出してたのが店の雰囲気を、いや、風紀を乱した?

とはいえ、やはり入店時の対応に見え隠れしていた"閉鎖的"の影がどんどんはっきりと色濃くなるばかり。
以前から招かれざる客だったのだ。

本題へ続く