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日記

日記です

少年に気づけます

男性から見た女性性を優先順位の上の方に持って来ない女の人を良く思わない、平たく言えば、

「俺らから、“ヤりたい”って思われなかったら、意味ないでしょ?」

という前提の男の人は一定数いると思う。

 

こういう人って、どういう人って言えばいいのかずっとわからなくて、男尊女卑でもないし、もっと批判的じゃない言い方、ただの括りとして、ただの名称としてつける名前はないものかと考えていたんだけど、最近目にした「少年至上主義」がしっくりくると思った。

 

これはどなたかのブログで見かけた言葉で、「サンジくんがカムバックしない」というタイトルだったような。

ワンピースのサンジくんというキャラクターがワンピースに出てこなくなったのは、“少年”のために漫画を描きたいという作者の意図的なものではないかという内容だったんだけど、少年至上主義という言葉がとてもよかったし、ここでいうワンピース作者の思う少年とは何かを考察したものがとてもわかりやすいものでした。

 

先生や権力に屈しない。学校じゃ教えてくれない“真理”を直観的に知っていて、弱い者いじめはしないし、いじめられっこを助ける心持はある。好きな女の子に意地悪しつつもいざという時は守る。好きな子に意地悪からもわかるように、スカートめくりやウンコとかに好反応を示す子供っぽさ無邪気さもある。

弱い者いじめなどは好きではないが、仲間内で暗黙の了解があるものに対してはつらく当たることもあり、それはいじめに該当しない。

 

という内容だったような。

やんちゃだけど勇敢で純粋な少年の図。

こういう少年らしさを題材にした映画とかアニメとかは嫌いじゃない。

だけど、この少年性がしっかりと根付いていて、この価値観に絶対的な自信を持っているタイプが先に書いたような、俺らからヤリたいと思われないと・・・を前提としている人なのではないかな?と思った。

ちなみに、男性目線の女性性を最優先に持ってくる女の人を否定したいとも思わない。

少年至上主義って良い名称だ。

 

この間、深夜に朝井リ○ウと加藤〇恵のラジオを聞いていたらゲストがクレイジーさやかと呼ばれる作家友達だったんだけど、奇抜な設定の面白そうな本を書いている人で、(家庭にセックスを持ち込まない、外にセフレなどを作るのが普通というSF小説など)その人と加藤さんが合コンに行った時のクレイジーエピソードを話していた。

 

合コンで「俺らと結婚したらなにしてくれるの?(どんなメリットを与えてくれるの?)」という話になり、普通に皆が料理が得意とかそういう話をしていた時に、

「死んだら気づけます」

と言ったらしい。

 

私はこれを聞いて、すごい、これは真理をついてると思った。

男の人は女の人と違って、30までに結婚とか焦ってはいないだろうし、結婚はいつかできればいいし、また、タダでセックスできるぐらいにしか男は思ってませんよという話もある。

だけどデリヘルとかで性欲を処理していた人でも結婚したいと思うようになる時があり、それは40前後になって、とにかくひとりでいるのが寂しいと感じるようになった、このまま年を取ってひとりで死んでいく、孤独死するのが嫌だという意見をテレビやネットで目にする。

そこに注目した上での私の思う真理ではあるけれど、死んだら気づけますという一言は、男の人が結婚するのは孤独死を避けるため、というのを汲み取ったものではないかと解釈したのですごいと思った。

 

ついでに、今書いたような孤独死云々の話を合コンの席でしたら盛り下がるし、この一言は、はた目には面白天然発言しにしか聞こえないというのも場の空気を悪くしないという点でポイントが高い。

それに孤独死を避けたいという理由を真っ向から否定している、という感じは無く、その考えに対しては否定とか肯定とか主義主張が含まれていない感じもいい。

さらに“なにしてくれる”という部分に多少の抵抗感を覚える身としては、若干の皮肉も含まれているように思われてちょうどいい塩梅。

死んだら気づけます、いい言葉。