日記

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ロンドン一人旅 搭乗(かなり日記)

なんとなく出発前は成田空港で回転寿司を食べた。

ネタは小さく薄く、何かを注文したらそれは無かった。おかげで3皿程度食べて会計をしたので安く済んだ。9年ぶりの海外旅行だったので、空港ってこんな小さいっけ?あの香水とか化粧品がたくさん売ってるところをぶらぶらしたい(そして海外旅行感を味わいたい)と思っていたんだけど、それがあの出発審査?あのボディチェックみたいなところを通過後ということにまだ気づいていなかった。

食後はとりあえずトイレ、セブンで野菜ジュースを買い、本当はカフェであと2時間ほどぼーっとしたかったけどコーヒーが飲みたいわけでもないし、飛行機に乗るのにこの時間からカフェインを摂取する気になれないし、そんなにおなかも空いていない。

することもないので、チケットカウンター目の前にでかでかとあった出発ゲートという入り口に行ってみる。多分ここから出発するのだろうという感じ。

 

ロンドンの5月半ばの気温は20度前後、東京の4月くらい?という感じだったので薄手のトレンチコートはキャリーバッグに入れ、機内が寒いだろうと思い薄いブラウスに、何年も前にZARAで買った薄いブルゾンを羽織って行った。ボトムは最近買ったばかりの黒のワイドパンツ。

こういう時、つまり海外旅行などの長時間同じ服で移動するとか知らない地を歩き回るとかちょっとしたサヴァイヴ(笑)のときはとにかく動きやすい格好、汚れてもいい服、とはよく言うけれど、経験上2番目にお気に入りの服くらいで行くのがいいことは知っている。

だからそこそこ気に入っている服を着用していった。だって憧れのロンドンに行くのだから。そして海外一人旅はきっと私の人生のハイライトになるのだから。

好きな服を手に取ったときに、この日の思い出をふり返りたい。

そんな感じで一人勝手にセンチメンタルな気持ちになっていたので、成田に向かう電車の中、田園風景(関東にあるんだ!)の地平線に消えて行った茜色の眩しい夕日が目に焼き付いていた。この夕日の輝きのように、ロンドン一人旅は私の沈みゆく人生の最後の光なのかも。など。

 

この日は月曜日で乗るのは夜10時出発のカタール航空。ふと気になって機内食ってどの頻度で出るんだっけ?もしかしてガッツリ食べておくべきだった?と機内食の時間を調べる。すると離陸から1時間~2時間後、到着2時間前くらいに出るらしかった。

つまり、真夜中の0時にしっかり晩御飯を食べるのだ。機内食も結構楽しみにしていたので、ご飯を少なくしておいてよかった。

 

出発ゲートを抜けると、そこはDuty Freeであった。

とはいえ、出発前に数千円の化粧品なんて買うわけない。でも資生堂ピコの飛行機セットみたいな物が売っていてちょっと欲しかった。

よく分からないけれど口紅とネイルのセットだった気がする。おそらく空港でしか売っていないのだろう。

しかし夜10時ともなるとほとんどのショップが閑散としていた。というか閉めるところだった気がする。とりあえず売店で水を購入したけど、これが150円くらいして、空港ってちょっと物の値段が高いんでしたっけ?

カタール航空という聞き慣れない飛行機だったけど、出発ゲートは大半が日本人だった。とりわけツアー客なのか団塊世代と言われるくらいの老男女が多かった。胸元になんとか旅行とかのバッジがついて、ツアー引率の方の指示に従っていた。

チケットカウンターでは、通路側がいいか窓側がいいか聞かれたので、もちろん窓側を選んだ。席に着くと隣を1つ開けてツアー客の中年以上、老人未満な感じの男性が通路側に座っていた。

カタール航空ということで、中東系の女性CAさんたちがほとんどだった。あとはアジア系の人もいたけれど日本人がいたのかは不明。日本語が話せる人もいたような気はする。

 

とりあえず、無事に飛行機に乗れた。まずはドーハ空港を目指す。ワクワクはするけどなぜかロンドンに行くんだ!という実感がなかった。だってまずは「乗り継ぎ」をクリアしなければならない。携帯の電源も切ったし、Wi-Fiはなんと乗り継ぎ先では使えずロンドンについてからスイッチを入れないといけないルールなので、もう何かあってもネットで調べられない。無事乗り継ぎを成功させ、ヒースロー行の飛行機に乗るまでは、多分ロンドンに行くという興奮に浸ることはできない。まだ不安が先行していた。

そんなわけで、事前にドーハ空港での乗り継ぎ方法を調べてスクショし、ノートにも簡単にメモっておいたので、ノースフェイスの小さ目のバックパックの中にしっかりメモとスマホが入っていることを確認する。

このバッグは去年の6月頃に、フジロックに行くためにリサイクルショップ的なところで買ったんだったな。

ちなみに、最近ツイッターで自分の過去のツイートをさかのぼっていたら、2014年に「30歳になったら記念にフジロックへいこう」とツイートしており、2016年には「ロンドンのパブに行ってみたい」とツイートしていた。

私、過去の私の夢ちゃんとかなえてあげている。

 

機内食は本当に離陸2時間以内に出てきた。行きはもう機内食なんて9年ぶりなので物珍しくなんでもありがたいのできれいに間食した。9年経っても、あの飛行機でしか見ないゼリーみたいに蓋をしてある水やオレンジジュースは健在だった。

にしても、今は機内食ビーフorチキンだけじゃなく、ちゃんとメニューがついてきて(英語と日本語とアラビア語?らしきものが全て載っている)洋食と日本食に分かれ、メインメニューも各2品ずつあり選べるようになっていた。とりあえず洋食にした。

 

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成田→ドーハまでの機内食

 

それと、おしぼりとアメニティが配られるのはカタール航空のサービスなのか。

香水みたいなにおいがする厚手のウエットティッシュみたいなお手拭きが配られ、座席にはアイマスク、靴下、リップクリーム、耳栓の入ったアメニティが置いてあった。

 

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つづいて驚いたのが、機内で観れる映画や音楽の充実っぷり。

カタール航空ということでアラビア系?の映画やドラマも多く、ハリウッド映画の他“ボリウッド”というジャンルがあった。今調べると、インド映画のことらしい。もしかしてバーフバリとか観れたのかな。

映画は、ハリウッドの他、外国映画というジャンルでヨーロッパの映画、その他最近の映画だけでなく、コメディ、ファミリー、アクション、恋愛、などさまざまなジャンルで各30作以上は見れるようになっていた。

音楽も、洋楽などアルファベットからアーティストを選べるし、とりあえず有名どころは網羅されていて、その他ラジオ番組のように特定のアーティストの経歴やインタビュー?が聞けるチャンネルもあった。全部英語なので分かりませんが。あとはもちろん中東のミュージシャンの音楽も充実。さらに日本のアーティストもあって、西野カナとかいきものがかり、乃木坂があった。(なんでかAKBがなかった気がするのは記憶違い?)

 

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私は飛行機のみならずだいたい長時間の乗り物は窓際の席を選ぶ方で、ずっと窓の外を見ているのが好きである。

離陸していくときに、夜景の中に東京タワースカイツリー、ドコモタワーが見えた。カプセルの「ハッピーライフジェネレーター」という歌の歌詞に「電気回路みたいな街の中で」という一節があるんだけど、上空から東京の夜景を見ると本当にその通りだった。部品、ICチップ、テクノロジーの配線だった。

 

だいたい飛行機での楽しみは映画を観るだったけど、映画もたくさんありすぎて選べなかった。でもロンドン気分を高めるために「パディントン2」を観ることにした。

本当はロンドンに行く前にパディントン1をレンタルするつもりだったんだけど、借りられていて断念。この時点では、旧作映画もたくさん選べる、ということにまだ気づいていなかったので「新作」でみつけた2を観た。

ロンドンに暮らすパディントン、なぜロンドンにいるのかは1を見ていないのでわからない。けれど、イギリス映画にだいたい出ている(だけどハリーポッターとかには出ることは無い)ヒュー・グラントが出ていた。悪役ポジションで。

私のラスト記憶のヒュー・グラントはブリジットジョーンズの日記なので、その外見に過ぎた年月を思った。

(今思うと、パディントンが親しくしているおじさんの経営するアンティークショップって、ポートベローロードにある店だった)

 

そういば、確信はないけれど、となりにいた団塊世代おじさんは、CAさんが来るとき決まって私と同じものを頼んでいた気がする。私がチキンと言えばおじさんもチキンと言い、私はトマトジュースというとおじさんもトマトジュースにしていた気がする。

 

 

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