日記

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デフォルトが違う

どんな人も悩みがあると言うが、最近ふと、まさか、もしかして、実はみんな「仕事もそこそこやりがいがあるし、相思相愛の相手もいて満たされている」という状態がデフォルトで、片方がちょっとでも崩れたら、それを元の状態に戻すべく絶対にそれを実現している?と。

 

仕事が部署移動などで大幅にやりたいことと違ったら、転職するなり異動願いを出すなりするし、交際相手がいなくなったら新しい人を見つけて、「元に戻す」。

つまり、幸せになる!とかなんとかたいそれたことじゃなくて、当たり前の「日常」を取り戻す。

日常とはすなわち、仕事もけっこう気に入っていて、恋人と想いあって助け合って暮らすこと。

これらは願っても手に入らない「渇望するもの」じゃなくて、通常当たり前に手にする当然のもの。冷蔵庫とか洗濯機みたいに。

自己実現だの、エンパワメントだのはこれとは別物で、テレビや冷蔵庫はまず持っている状態で、そしてアップルウォッチを手にするみたいな…。

 

最近、真剣に脳を使って知的労働と知的生産活動をしている。

それは初めて目の前の作業が仕事の前段階のものとなって、仕事と自分がリンクしている。

仕事はすなわち自分そのものなので、時間がかかっても試行錯誤は当然する。大事なので。

「処理」じゃない作業。

で、みんなにとって、仕事がすなわち自分であって結構(金銭的以外にも)重要という精神のステージが、当然の前提だったんだな、と。

だって私は知らなかったから。

そこが欠落している「仕事と呼ばれるもの」に1日8時間も費やすなんてできないよ、というのが世間のデフォルトで、もっと自分と直結したものを仕事にして金銭を得ると言うのは、当然のことだったのか…。

よく好きなことを仕事にできる人は少ないーだの、やりたいことが見つからない人の方がふつうーだの言うけど、100点でないにしろ面白みや望んで試行錯誤できる物を選択していて、70点くらいの満足度なんじゃないか。さすがに30点の満足度ではいない気がする。

今まで、特に金融機関時代は「みんなこんな大っ嫌いなことをちゃんとやってて偉いな、大人なんだ、それが大人になるということだし、それが社会人なんだ、私が未熟なんだ、頑張らないといけないんだ」と思ってたんだけど、少なくとも自発的に試行錯誤できるものをやってる、やっていたのだな、ほとんどの人が。

 

人にとって日常や当たり前が違う、と感じたのはまだある。

どうやら世の中の人は、例えば会った数か月後にまた会ったら彼氏ができていたりするのだ。

一人の時間というインターバルを挟むと彼氏ができるらしい。

なので、友人と数か月ぶりに会うと、彼氏がそろそろできているのではないか?という感じでポジティブに話を振られたりする。

経験上、彼氏の有無を聞く女性は、大抵彼氏がいるか彼氏になりかけている男性の存在がある人である。

2年前の3月、彼氏と別れて半年ほどの友人が気になる人がいると言っていてその翌月には彼氏になっていた。

そして先々月、別の知人が、気になる人がいると言っていたが今日、その人が彼氏になったという報告を受けた。

こういうことがずっと続くのだな、と思った。

ちなみに彼女らに共通するのは、可愛いということ。あといい子だ。

 

大学時代可愛い子グループがあり、8人という大所帯だったのでちょっと目立っていた。

可愛い子グループといっても、顔立ちが美しいのは2人くらいで、あとはお洒落だったり可愛「らしい」子達だった。

でも、私はあらためて、可愛い子グループに入れる普通の子、ってすごいなと思う。

ツラくならないのかな。

私は友人の幸福を願い、喜べる人でありたかった、いや、なりたかったと思う。

でも実際は、特に嬉しくもなんともない。

妬みは無いが、嫉みがひどい。

LCLが濁って苦しい(エヴァそんな詳しくないのに使っちゃった。合ってるのかな。)。

 

特に不幸は願わないし、悪いことが起こるより良いことが起こってほしい。

でも、さも対等かのように話すのがもうキツい。

やっぱ可愛い子と自分って別物だと思う。

全然見てる景色が違うし、身に起こる出来事のレベルが違うし、取り巻く世界が違う。

それなのにさも対等かのように、同じ人間であるかのように「最近アプリやってるんですか?いいねとか来そう♡(←気遣い)」とか聞かれて、こっちもさも対等かのように「あーいやーうーん、なかなか、うーん、そんなに(苦笑い)」とか、まるで今一時的に恋愛不調きたしてるかのように返すのがつらい。

 

何もない、何も起こらないし、仮に淡い好意を持った相手がいたとしても、「デートしたらつき合った」ということは起こらない。

連絡先交換して、デートしたら、付き合った。

この文言は私の世界では連続しない。

それが私のデフォルト設定なんだけど、初期値が「交際相手アリ」に設定されている人は、そんな世界を知らない。

 

孤独感や漠然とした不安や、すっきり晴れない気分や寂しさ、これらは割と慣れる。

あーまた、いつものか、という感じで対処法もないのは分かってるしお手上げ状態でその真っ暗なつめたい空白を受け入れる、ということで案外対処できる。

ただ、これらがつらく感じてしまうのは、あの子やあの子やあの人は、今頃…という風に、顔も名前も知っている知人友人は、他人と時間を共有して暮らしていて、「自分には物理的にも精神的にも具体的な支えがある」と言うことを知っている状態で暮らしているということを知っているので、そんな支えがしっかりある人が実在していて、かつ同じ人間であるということがキツい。

 

何でこんなに違うの?と嫌でも思ってしまうことがキツい。

 

そして、学生時代、だいたい可愛い子は可愛い子とつるんでいたのも今の方がよく分かる。

その方がお互いに心がつらくない。

 

最近ふと、私はむしろ「彼氏がいた時期」がインターバルだったんだなと思う。

久々に仕事の愚痴を書く

とはいえ今の会社はストレスが無い。

びっくりするぐらいない。

20人そこそこのオフィスで、仕事は基本チャットでやりとり、すぐ隣の人とでもチャットでやるので、オフィスはシーンとしている。

みんな大人しく穏やかでとてもいい。

だから実際そこまで嫌なことも起きない。

私は入社2か月なんだけど、8月頭に新しい人が入ってきた。

多分20代くらいの男性で、この会社のカラーとも言えるような控えめで大人しくちょっとオタクっぽいような雰囲気。

オタクっぽいといってもドラマとかコントとかであからさまに揶揄されるような、喋るのが早くてカクカクした動きの人ではなく、中学生っぽい格好で派手さや快活さがないといったところ。

ちなみに、この会社は私服OKなので、ダサかろうがなんだろうが好きな格好するのがいいと思う。

会社用の服とかスーツとかダルすぎだし金の無駄。

 

そんなゆるふわオタク新人くんは、どうも日本語が苦手っぽい。

今の仕事はメールでのお問い合わせ対応、メール専門のコールセンターといったところなんだけど、そういうとこには経験者とか得意な人がくるのかと思っていたので、けっこうびっくりした。

 

例えば、新規の製品説明の問合せに対して、

導入検討中です。

Aはできますか?Bの機能はついてますか?○○として使いたいんですが可能ですか?

というものに、テンプレとして用意してある、「ここから新規登録できるのでまずは使ってみてください(意訳)」

のみで返していたりする。

 

えっ?それはさすがに冷たくないか…?と思って、この質問は答えてあげた上で、製品登録の案内をしてください、とチャットするのだが、そんなやりとりを5回近くやった。

そのうえ今もたまに同じ指摘をすることがある。

とはいえ入社してまだ1か月もたっていないのでしょうがないか、と思ったのだが、時おり本当に日本語として意味が通じない文章が散見される。

「○○だとできませんので、××していただくと設定がされるように出来るためと思われます。」とか「なので、○○をしてもらっても××なためできません。」とかだいぶくだけた敬語とか。

 

極めつけは今日、業務提携の相談に対して、「このURLから申し込みできます」という返答を作っていて、念のため送信前に私にチェックを回してきた。

しかしまず、その問いと回答のズレを見てほしい。

問:Aの販売はB提携を結ぶとできるようになりますか?(意訳)

新人回答:B提携のお申し込みはこちらからできます。URL(意訳)

 

まじでこの感じのずれた回答が毎日ある…。怒りというより心配になる。

生活に支障でないのかな。

 

今回、私はチャットで、「B提携の規約を読むとA販売はできない的な内容がかいてあるので、恐らくできないと思われますが、今××先輩に確認をとってるのでお待ちください。」という文と、B提携で使うテンプレにその注意事項が書いてあったので、例としてチャットに貼った。

 

で、先輩に確認したらできないということだったので、

「やはり、A販売はできないそうなので、その旨をお返しください。」

とチャットした。

数分後、たまたま私が画面をそのままにして別の作業をしていたら問い合わせ返信後画面に切り替わっていたのだが、なんとそこにはB提携のテンプレメールがそのまま全文貼られていたうえ、「できます」という回答もしていた。

 

ものすごくびっくりした。

そもそも、できない旨を回答して、と言っているし、しかも、テンプレ自体は「B提携お申込み時の手順案内」のテンプレなので、問合せの内容に合ってない。

問合せで聞かれているのは、B提携すればA販売できるか?であって、B提携するにはどうしたらいいか、ではない。

 

そこで思ったのが、私がチャットでB提携はできない、ではなくA販売はできない、と書いているので、そういう書き方だと伝わらないんだ…ということ。

 

で、「できない」という内容に修正して再送するようにチャットした。

そこで、修正例が送られてきたんだけど、そこにはいつも何かと「お断り」をするときの定型文が貼られていたのだが、定型文を貼るのはいいとしても内容がこれである。

「今後、搭載できるように開発元と共有します(意訳)」

 

え…????えっ??????

これは確かに「できません」を返す時にセットにしてる定型文なんだけど、これは機能にたいしてお断りする時の文章であって、今回みたいな業務提携はシステムの問題ではないことって、普通わかるもんなんじゃないの?

これは、たまたま私が苦じゃない仕事を今しているから、「普通わかる」と思うのか、逆に普通はこうなのか?

 

語彙力は思考力とよく聞くけど、それが本当だとしたらこの文章で考え事しているということなのか。

だとすると、考えがまとまらなくて大変そう。

と思った出来事だった。

半年未満で会社を辞めた

世間にやりたい種目が無い。

 

昨年末結構時間をかけて転職活動をし就職した会社を半年(有休消化を除けば出社は5か月半)で辞めた。

今の会社に入社した理由として、定時がちょい早くて実労7.5時間で、夏季休暇も賞与もあって激務ではなさそうだったから。

私には会社員としてのやりたい種目がこの世にないっぽいので、とにかく労働がすくない物を選ぶ傾向にある。

転職前より収入も上がったし、待遇面はとても良いのでとりあえず2年は頑張ろうと思っていた。

が、それがいつのまにか「まあ、いて1年かな」という気持ちになり、いざ転職サイトをチェックし始めると、「即刻辞めたい」に変わって行った。

 

引継女先輩とアウトロー仕草おじさん

キッカケは引き継ぎの39歳女先輩からの圧、直属の上司が合わない、これが2大退職理由だと思う。

女先輩に関しては以前にも書いているが、質問しにいくとあからさまに嫌そうな態度を出されるというものであった。

そもそも入社2日目に、アウトロー仕草おじさん(直属の上司とは別の煙草臭い上司)に急に呼びつけられ引き継ぎを命じられた時から女先輩はイラつきを隠さなかった。

とはいえ、それは私に対してというより、アウトローおじさんの尊大で横柄で命令口調(この世のおっさんの半分は無駄に命令口調で頭がどうかしていると思う)でいいかげん(風な芝居がかった物言い)な点がもともと苦手で、指図されるのがうっとうしいからだと思われる。

私もこのアウトローおじさんにはアレルギーがあったのか、おじさんからのレクチャー翌日熱を出して会社を休んだ。

就職して10年以上たつが、入社早々体調不良で休んだのは初めてである。

引き継ぎ女先輩圧問題に関しては、実際にそれを体感する私以外の人には憂鬱さが伝わりづらい。

嫌な先輩だからこそ、仕事で見返すモチベーションに変える論

引き継ぎには終わりがあるのだからちょっと耐えればいいことで深刻になる必要があるのか論

その先輩がヤバいので何言われても無視強気でいけ論

など。

とはいえ、私にとっては狭い小さな会社で顔を合わせ、昼休みやそのほかの時間に電子レンジの前で鉢合わせしないようにしたり、トイレで鉢合わせしないようにしたり、常に動向を伺いどこかで鉢合わせを避けるためにアンテナを張ることにも疲れていた。

そして冒頭に戻るが、そもそも会社内のどの種目もやりたいわけではないので、この苦難を乗り越える動機がなかった。

この苦難…乗り越えた先にあるものとは…?私の中では徹底して虚無だった。(居座ればボーナスが出るとか?)

 

会社は毎日が運動会

やりたい種目が無い人にとって社会は苦行である。

運動が苦手な私にとって、会社とは毎日が体育の時間、毎日がドッジボール、毎日が運動会である。

い昔は「アンタさぁ、わかんないわけ?ちょっと!わかる人呼んでよ!!!!」とか客にゴネられたり、生命保険を買わせるようにアプローチしたり、あんなことに6年も耐えていたなんて信じられない。よく突発性難聴で済んだよ…。

私にとっては、excelに金額を打ち込むのも、請求書と管理簿のチェック作業も、書類の管理も、全部全部ができればやりたくない、たるいだけのものだった。

でも事務ってそんなもんである。意義みたいなもの(を自分で生み出せるしっかりした社会人ももちろんいるが)が一切ないし、なるべく新しいことにチャレンジもしたくないし、仕事を通じて得たいスキルはない。

今後の転職を考えて経理の実務経験がつめれば…と思っていたものの、本心から経理で身を立てたいわけでもないので作業を通じて脳内に湧き起こるものは「めんどくせー」の一文字だけだった。

とはいえ、こういう人、多いだろうな。

昔、能町さんの「くすぶれモテない系」を読んでいたら、モテない系女子はサブカル趣味があったりするものの、ガツガツ働きたいというタイプではないので、実際テレビや出版のメディア系の仕事とかには就いていなくて自分の時間が取れる事務が多いんじゃないかな、などと書いてあって、まさに私であったし、私みたいな人世の中にごまんといるんだろうけど…会ったことないなあ。

 

展示会と出張が嫌

その他にも仕事の嫌な面はたくさんあった。

まずは展示会というやつ。

展示会は年2回あり、就職前から聞いてはいたので、まあ年2日だけ遅く帰るのか我慢我慢、ライブとかと重なったらテキトーなウソついて早退すりゃいいっしょ、と脳内処理して前向きに考えていた。

しかし、実際のとこと展示会前2週間から営業部は残業があり、1度私がライブにいく用事があったので(転職前から入ってた用事です)展示会2日前に定時退社したら、翌日引継女先輩に作業を教えてもらいながら「うん、営業部は9時くらいまで残ってたんじゃないかな?」とか言われ、明らかに私が定時退社したことが引っかかってる口ぶりに聞こえたので、自分の仕事が終わっているからといって、そして直属の上司に了承を得ているからと言って、繁忙期に1日でも定時退社すると何か言われるらしいことを知った。

(その先輩だって3日前に体調不良って言って急に早退してたのに…チッ)

そんでもって搬入作業と展示会当日と合わせて2日間は飲み会もあり、しかも場所が都心から遠い!!!!ゆりかもめ!!!家につくのは10時過ぎである。

しかも、入社前から出張がある、とは聞いていたものの、私はてっきり一人で大阪出張か~まあ予定も調節できるだろうし、ちょっと観光するつもりで気楽に構えましょう!と自分を鼓舞していたものの、実際は、この展示会で「全員で」出張で全員で行って2泊して全員で帰ってくる、というものだったのだ。

だいたい8月の木曜と金曜に泊って土曜の朝に新幹線で帰るらしいのだが、え、じゃあ土曜日にライブの予定とかあったらどうすんの?ていうか金曜夜にライブの予定があっても、よりによって展示会で出張じゃ仮病も使えないじゃん?!と思い一気に嫌になった。

これで「まあ持って1年だな…」と思ったのだった。

私のこの仕事への関心薄弱プライベート最優先脳では、正社員に向いていない。バイト向きだと思う。

本当に頼むからBI導入して、バイトでも安心して生計を立てたい。

 

紙ベースが無理

会社に入って、社風的すぐに無理と思った理由の一つに「古い体制」がある。

会社として顧客データを保存しているExcelは英数字が大文字(!)だし、なんでもかんでも紙で保存してあって、銀行サイトの振込完了データなんかもPDFでダウンロードしたものを印刷してA4ファイルに保存してある。

請求書を発行する時も、ダウンロードデータを印刷するのだが、なぜか会社控えもしっかり紙で印刷していて印刷枚数は毎月1000枚を超えている…

これってもう、あたおか案件である。

PDF出力→印刷→穴あけ→ファイル、データを見たいときは、ペラペラとページをめくって、そこに付箋を貼って、そして年度がかわると新しいファイルにテプラでタイトルを付けて引出の中を入れ替えて…あたおか!!!!!!

PDFで保存したら社名検索できるんだから1発じゃん。ファイルも引出もいらないし。どこ行ったっけ?とかもないし。

そして、先に書いた大文字データ保存も本当に頭にくる。

請求書を作るときに、請求書データ用のExcelにシステムからダウンロードした売上データを貼るのだが、顧客コード順になっていることをチェックする必要がある。(その月に請求が無い顧客がいると1行ズレるので)

そのため私はEXACTでマッチングしてチェックするのだが、請求書用のExcelが数字も大文字で記載してるのでマッチングできないのだ。

だからわざわざ大文字を一旦小文字に変換して数値で置換してからEXACTしていた。あほ!

この、わざわざ退化した環境にいる意義が見いだせない。

ちなみに、入社早々請求書控えの印刷をやめることを提案し、それが5月になって「今月より控えの印刷はしなくて結構です」とメモが貼ってあった。

 

直属の上司が苦手・差し入れ編

直属の上司がおり、私はその上司が指導係ということで、基本的にその人に質問すればOKである。誰に聞くかが明白でよかった、と当初は思った。

上司はおそらく50歳前後か、40代後半のおじさんである。狸の置物に似ている。

おじさんは、どういうわけかよく差し入れをよこしてきた。

入社したてだから気を使ってるのかな?と思っていたが、のっけから理解不能…無理…感が募ってしまった。

というのも、仕事の関連で栄養ドリンクなんかをサンプルでもらうことが多いらしいのだが、入社早々「こういうの飲む?」と渡されたのだ。

まあ、最初から断るのもアレだし1本は貰ってみたが、私は栄養ドリンクを飲まない。

入社3日目に熱を出して休んだということもあり、上司からの「気にかけ」は加速した。

「大丈夫?栄養ドリンクあるけどいる?」

と言われたのでこれはもう断ろうと思い

「いや、大丈夫です!」というと

「ほんとに?結構飲むときくよ?たくさんあるからいいよいいよ、栄養ドリンク嫌い?」

「あーそうですね、まあ、あんまり飲まないっていうか、味がちょっと苦手っていうか」

「でも、一応、わたしておくね!」

と味が苦手、とはっきり言っているにもかかわらず何本も置かれたのだった。

あーおっさん無理かも…と思った。

その他にも、よかったらどうぞー、とジョージアのペットボトルのラテを渡され、2日後には紅茶花伝のペットボトルを渡された。

しかし、私は甘い飲み物をあまり飲まない。甘いお菓子も食べるし、お酒ものむけど、わざわざ甘いペットボトルは何年も買ってない。

それはもうデスクに置いて半年放置した。

それ以降、「カフェオレとか飲む人?」と聞かれ「はい」と答えたところ、スタバやドトールのラテが定期的によこされるようになった。

ちなみに、これは同じ部の40代女性や、経理担当の50代女性にも配られるのだが、いったいなんのしきたりなのか分からない。辞める時に聞けばよかった。

そして、請求書で1番忙しい第3営業日になると、隔月で信玄もち1袋(赤い袋に6パックくらい入ったやつ)が配られた。

残業のお礼?お詫び?なのか?だとしたら私は1分1秒でも早く帰れるように効率化をはかって無駄を無くしてもらった方がうれしいのだが。

何というか、私にとっては、こういう差し入れは、食べ多分、飲んだ分、残業してね、と言われている気分だった。

 

直属の上司が苦手・非効率編

夏のボーナスに向けて人事評価の記入が必要になった。それが4月頃だったのが、心はもう辞めたいに傾いていた。

そんな時、人事評価を書いて面談があったのだが、その上司に「残業についてどう思う?」と聞かれたのだった。

「どう」ってなんだ?私はこの、自分の質問したいことの意図をあえて隠してぼやかした言い方をすることで、相手の今1番関心のあること、スタンスをを引き出させる質問方法が嫌いである。

なので「どう、っていいうと?なんですか?」と聞き返すところから始めた。

だいたい、私は基本仕事が終わったらさっさと帰っているし、「残業とは何か?」を議論し残業に関する私の考察を論述してほしいわけでもないだろうし、「あなたにとって残業とは?」「うーん、厄災…ですかね」ということが聞きたいわけではないだろう。

すると

「いやね、ハローワークなんかに求人の相談に行くと、今の人は仕事を選ぶときに重視するのが残業がないこと、しっかり休めることなんだって。昔は、まあ、家のローンがある人なんかは、あんまり早く帰ると奥さんに怒られちゃうから、だからまあ、○○さん(今の部長)なんかも、そういう人が遅くまで残業するのも目を瞑ってたんだよね、だから…どう…なのかなーって…」

「はあ、まあ、私はローンとかないので。今日中にやらなきゃいけないことで残業するのは仕方ないと思いますけど、前に勤めてた会社とかも定時で全員帰るようなところだったんで、別に残業したいとかはないですかね」

と言って面談は終わった。しかし、私はいつも定時上がりが多いので残業しないスタンスなのは明白だし、この質問ってつまりは残業してほしいってことじゃんね。

 

その数週間後、GW明けの請求書作成日がくるのだが、これが年明けに並ぶもっとも忙しい日とのことだった。

いつもなら丸1日かけてやる作業をシステムの機能の関係でその日の17時以降からしかはじめられず、結局22時まで残業した。

しかし、100歩譲っても、その18時の段階で「今回から請求書の様式が変わります」と言われ、マクロを直すところから始めるというのは頭おかしいだろ!

4月の請求書が終わった時点から今日までおよそ1か月の期間があったにもかかわらず、ちまちまマクロを直す作業をなぜこの18時にやる?

なんなら、15時から始めた部内会議の後半1時間は無駄話だったし、その時間にだってできただろ!と思い頭にきてしまった。

ちまちまマクロを直していると、さらに抜けのある個所が判明したので相談すると上司はフリーズ。

とはいえ、そこは年度の総合計欄なので、4月分の請求書では累計する必要性が低い。

だから、「でもここって計算すれば出ますよね、今回は4月分だしわざわざ記載しなくてもわかるから、来月分から入れるようにしますか?」と提案したが「あっ…うーん、いや、うーん」とフリーズ。

無視して他の作業を進めて数分したら、「ちょっとパソコンかりていい?」と聞いてきた。

いや、お前のパソコンあるだろ、と思ったし私も作業でパソコンを使うので「さっきの請求書ですか?じゃ、データ送りますね!」といって作業継続を死守した。

 

直属の上司が苦手・非効率編その2

私は見ていないんだけど、日テレの何かの番組でよしもとに入社した早稲田卒のマネージャーを特集したコーナーがあったらしい。

画像を確認したら「高学歴だけど女子力低いマネージャー」とか「リケジョ」とか書かれており、当然ネットでは「いまどき女子力って古い」と呆れ顔されているようだった。(時代は変わりましたね)

なかでも最もバカにされていたのが、その早稲田卒の新人女性がExcelで計算式を使ってデータを管理している様子に「リケジョ」などと付け加えるテレビの感覚であった。

ついでに、よしもとがそもそも経費でもなんでもデータベースで管理していないのではないか?という体制の古さも指摘されていた。

テレビを制作する人達も、よしもとの偉い人も、Excelの使い方がわからなくて、初歩的な使い方をしただけで過剰反応しているのでは?という推測から、システム化についていけない上の世代と若い世代のギャップやそこから生まれる働きづらさがツイッターに溢れていた。

実際、私もそんな場面に出くわすことになる。

 

「辞めます」と言った2日後 なぜか新しい仕事を教えられる

辞めますと伝えた6月某日、その2日後に振込データの作り方を教えられた。

え?もう辞めるんだから教える時間無駄じゃない?と思い、改めて

「これ、私、やり…ますか?」と聞いてみたが「うん、まずこのデータをここからとってきて」と説明が続いた。

ちなみに、私だってExcelが使いこなせるとは言えないのだが、にしてもこの上司は何か月たっても

「まず、ここで右クリックして、シートをコピーまたは移動するでコピーにチェック入れて、OKをクリックして…」

とショートカットキーで1発で出来ることを、ていうかシートコピーして、って言えばいいことを、この一動作一動作教えてくるのがほんとに無理だった。

その要領でまたExcelをこしらえる作業をレクチャーする。本当に無駄な時間である。

で、その作業というのが、システムからダウンロードした振込データ(顧客コード、顧客名、金額が入っている)に、振込先銀行の番号を追加する作業であった。

A社なら1、B社は2、C社は3という簡単な作業なのだが、これって毎月作っているので、先月のExcelからデータもってきて銀行番号マッチングすればよくない?と思い

「あの、これって先月のデータはどこに保存してるんですか?」と聞いてみる。

すると「え?ああ、その都度消しちゃってる。はは」だそうだ。

おもわず「えっ?!!!!!!」と悲鳴が出た。

さらにこれ、最終的に先月の請求書の金額と振込額があっているかを確認するのだが、それもいちいち、

・各銀行口座ごとに振込登録をしたデータを印刷

・銀行ごとに印刷した紙と請求書を目視でダブルチェック

・ポイントとしては、銀行ごとに印刷した紙はコード順じゃないのでチェックする時は広い会議室に持って行って全部広げてチェックしたほうがやりやすいよ

なんだそうだ。

つまり、振込一覧の用紙にあるA顧客を、今度は請求書から「ええと、A顧客A顧客、どこだ、あった!」と見つけ出して目視してチェック。

しかし、この振込一覧はCSVで出せるので、Excelを残しておけば、金額チェックもExcelで出来るはずなのだ。

私は紙でチェックすることを拒否し、「じゃあ私は請求書のPDFでダブルチェックしますね、今会議室使ってるみたいですし」とパソコン画面でチェックすることにした。

 

制服が無理

古い企業の非合理的な方法は地味にストレスだった。

残業申請も紙、有休申請も紙、しかもハンコを押す。

そしてさらに、やっぱり無理だったのが制服だった。

元々会社にお洒落していくタイプではないので、むしろカジュアルな私服で行ってもどうせ着替えるんだから逆に楽か、と思ったのだが、そういえば私は郵便局を辞めた時、絶対に制服の無い仕事にしようと誓ったのだった。

だってやっぱりだるいから。

着替えるために朝早く会社に行くし、更衣室は3人もいれば混雑状態、帰りも引継先輩と鉢合わせしそうなときはちょっと待ってから退勤してたし、制服を持って帰って洗ってまたもってくる手間!

なんて合理的じゃないんだ!

というわけで気づいたら会社の全部がうっすら嫌だった。

 

とはいえ、私は「この会社でこれがやりたい」というものはないので、今後もモヤッたら辞める、を繰り返すことは目に見えている。

私のキモチ

作りかけのケーキがあって、だんだん生クリームとか塗ってる間に汚くなってきて、そもそもスポンジ生焼けだったしクリームも弱いし味も微妙で、これ完成させるよりここでドサッとゴミ箱に捨てた方が気持ちいいだろうな…
というのが今の私の人生に対する気持ちです。

郵〇局の窓口が一番キツかった

会社行きたくなーい、とは言いつつも、実はみんな労働の中に愛情を注げる部分や誠実さでもってやり遂げたいと思える箇所があって、それなりに達成感や満足感を得ている、実は、実は本当はみんなそうで、それがないのは私だけだった、と知らされるときは5本の指に入るキツさ。

 

4社目で働いて3ヵ月、すでに辞めたくなっているものの、思い返せば新卒時代、よく耐え抜いた!と忍耐力同時に自分の意気地のなさ、ネガティブ思考からくる無意味な忍耐力にいろんな意味で脱帽する。

 

もともと郵便局に入社したのはそこしか受からなかったからだった。

ちょっとだけ売り手市場になりかけた時期で、周囲は2月の時点で内定をもらってる人、2個はもらう人が多い中、6月くらいにやっと決まった唯一の就職先だった。

とりあえず常に漠然とした不安がある上、就職が決まらないという不安が上乗せされていたら、仕事がなんだろうが内定に飛びつくだろう。

 

入社後は1か月半の研修がある、1か月半も寮のようなところで研修をするわけだが、郵便局員らは「こんな手厚く研修してくれる会社なんてなかなかないんですよ、みなさんよかったですねえ」と育てられる。

研修中からよからぬ噂を聞く、それが仕事開始後もちょっとしたトラブルを生む「組合」というものに関してである。

組合とは労働組合を指し、一般的には団体交渉権?を使って雇用主に掛け合ってくれる組織である。まさに今の低賃金搾取労働社会だったらきちんと機能してほしい重要な組織であるが、当時それは入会すると給与の3%、私なら5000円ほどがとられる組織だった。(プログラマをやっていたの友人の会社の組合費は500円だった)

ほかにも郵便局では財形とかなんやかんや、給与から引き落として積立というものがあり、何が何だかわかっていなかったが、ともかくこの組合というのは任意加入で入れば5000円とられる、だから薄給だし入りたくない、と思っていた。

しかも、研修所では研修中に所属局に呼び出され有無を言わさず入会させられた人もいたり、入会しないと村八分らしいなどよからぬ噂にあふれていた。

しかも、組合の説明会があったのだが、なんだか組合の「幹部」と呼ばれる人たちは組合の仕事しかしていない?だけど給与は出ている?組合費から??と、その辺はよくわからないがホワイトなイメージが全くなかった。

 

研修を終えると、取りあえず歓迎会やら暑気払いやらで飲み会がある。

組合というのも組合の飲み会があり、そこに新人を呼んで勧誘すると聞いていたので、私はとにかくすべての飲み会に気を張っていた。

勧誘されてはならない、勧誘された場合切り抜けなければならない…。

当時、仕事のことで悩むならまだしも、この「組合」という存在にこんなにも気を張らないといけないのかと悲しくなったし悩みすぎて疲れていた。

今なら任意加入っすか、ま、事情は人それぞれだし私は余裕ないんでパスっす!といえるが、当時はそういう態度は社会人として悪なのではないか?ダメな社会人のレッテルを貼られるのではないか?仕事を教えてもらえないのではないか?など不安がいっぱいだった。

その後、一時的に配属された局の3年ほど先輩である女性社員に連れられて組合の飲み会に参加するが、適当に理由をつけて1時間ほどで帰り、ダイレクトな勧誘は免れたのだった。

 

郵便局の嫌さ、は一言では言えない。それはすべての接客業の嫌さであり、お金を扱う仕事の嫌さであり、クレーム対応など上げたらきりがない。

 

重要な嫌だった出来事を書いていく、すべて入社1年目の出来事である。

①領収書と控え取り違え事件

反則金はとても重要なもので、お客様に渡す領収書と、局控え、さらに国庫に送る用紙を間違えて渡すと「事故」になる。

とはいえ、これは3枚複写の紙で内容は同じに見えるが、それでもタイトルが控えなのか、領収なのか、ともかくそれが重要なのだ。

重要なのでダブルチェックをしてからお客様にお返しするが、お客様がすべて私のように控えめで強く言えずおとなしく待ってくれる人ではない。

いかにもガラの悪そうなおじさんに当たり、「おかけになってお待ちください(aka気が散るから目の前に立つな)」を無視しカウンターに乗り出すような形で待っている。

ダブルチェックをしてもらおうと先輩の接客待ちをしていると、「早くしてよ」とせかされ、ビビッて仕方なく領収書を渡した。

しかしこれが大間違いで、もちろん手順通りにやっていないのが悪いんだけど、私は誤って「控え」を渡してしまったのだった。

先輩が気付き、慌てて追いかけたもののもう姿はない。

局内は血の気が引いたように空気が張り詰めており、私は突如として腫物となった。

しかも運の悪いことに、そのおじさんが書いた電話番号は「現在使われておりません」だった。

しかしラッキーなことに住所の記載があったので、一縷の望みをかけてそこへ行く。その時は新人なので男性の先輩社員がついてきてくれた、インターホンを押すが無言。

「うーん、いないみたいんだねえ」と色白のほんわかした男性社員が言う。

私は自分がミスしたクセに言えることではないが、「いや!もっと粘れよ!!!」と思った。

局に戻るとまた腫物になる。

私は私がいたたまれなくなって、当時OJTを担当していた上司、山田さん(仮名)に申し出てもう一回一人で行ってくると志願した。えらい…。

ちなみに、山田さんは「うーん、じゃ、そうしてくれる?」とだけ言った。

そして一人でガラの悪いおっさんの自宅へ向かう。

草ぼうぼうのアパートの1階、インターホンを押しても無言、でも絶対にいるという気配がある、しかしあんなおじさんが素直に出てくるわけがない、玄関で待つと足が蚊に刺される。いつも思うのだが、こういう状況でレイプされる女性とかいそう。

ブチ切れられるのを覚悟で家の裏に回ってみる、と、なんと窓から外に足を出してさっきのおっさんがいたのだ。

目が合うと私がインターホンの主であることがわかるらしく、迷惑そうに「なんなの?」と聞く。訳を話して領収書と控えを交換してもらった。

ちなみに、運が悪ければ捨てていたり、客が面白がってゴネて返してくれないということもあるらしい。一応事なきを得た。

 

②「島」か「嶋」事件

4時で窓口が終わるが、4時まで粘られると全く片付かない。忙しい局だったのでいつも40分は残業していたし、週1で1時間くらいは残業していた。暇そうなイメージからは程遠い。ついでに言えば、言っとくけど、郵便局は営業さんや事務さんみたいに仕事の中に自分の時間がない。

つまり、不要不急にお茶を飲んだり、お菓子つまんだり、スマホいじったり、午前は気分が乗らないから雑務片付けて、午後から知的労働にとりかかるとか自分のペースで働く、なんてない。接客中は立ちっぱなしだし、座って作業していると客がせっつく。

忙しい局は8時間いっぱいフル稼働のハイペースである。

そのため、4時以降の締めもハイペースで電卓をたたき、5分も無駄にしないし、チェックから書類発送まで脳を覚醒させてやる。誰か一人でも欠けると残業はパねえことになるし、1番嫌なのは1日暇だったのに4時直前に客が来て、そのおかげで結局残業することになるとき。

で、それは来た。

おじさん2人が窓口に来て、私は新人なのでたるくても気づかないふりはできない。感じよく迎えいれ、一応4時なので終わりです、とは言うが相手が引き下がらなければ受け入れることが多い。最悪だ。

そこでこの客、A嶋さんという70くらいのおじさんは、50くらいのおじさんと窓口にきてそこそこ高額な金を下ろすことになった。

親子でもない、50くらいのおじさんは70歳をあだ名っぽいさん付けで呼んでいる。なんか呼び方から反社っぽさを感じてしまう。実際知らないけど。

さらに最悪なことに本人確認が済んでなかったので公的証明書のコピーがいる。

通常、免許証や保険証を使うがなぜか年金手帳がでてきた。

OJTの山田さんに見守られながら、おそるおそるコピーをとる。

住所氏名を書いてもらい、判子をおしてもらい、その間50歳おじさんは70くらいのおじさんに書き方なんかを教えていえる。

単に親切なのか、それとも騙してつれてきたのか?局内はそんな風に彼らを見ていたと思う、少なくとも私はそう。

そして高額な払戻しを済ませ(当時はまだ振込め詐欺のチェックリストがなかったのかも)ホッとした。初めての高額支払いだったので私もドキドキしていたのだ。

しかし山田さんの悲鳴が上がる。

なんと、公的書類と払戻し書の「シマ」の字が違うのだ。

なんて一般的にはどうでもいいことである。あー省略して書いてるのかなーみたいな。

でも金融機関ではそうはいかない。一字一句それらはそろっていないといけないのだ。

ちょっと記憶が曖昧だが、それらは裏技を使って処理した。

ちなみに本人確認は法律で決まっていることなので、やり忘れたとか、ちょっと無理目な処理などは法に触れると思われる。

本来は、このおじさんに連絡を取るなりして確認しないといけないのだが、確かこの人は電話がないとかだった。

しかし、これ、めちゃくちゃ危険なことで、例えばこの70のおじさんが実はちょっとボケていて50のおじさんが騙して連れてきていて…とかだとすると、氏名違いで本人確認に不安がある中で払い戻しをしたとなれば、訴訟とか起きた時に負けるらしいのだ。

(例えば70おじさんの身内が気付いて、詐欺なのではないか?→犯人消息不明→ほかに落ち度を問い詰める場所がなければ、払戻しをした職員に損害賠償を…とかになるのかな?)

しかもこうした書類はすべて私の判子がついてある。最悪だ。山田さんにもめちゃくちゃ怒られた。

が、OJTなら島と嶋なんかは間違いやすいから注意してね、とかないのかよ!とちょっと思った。だって私はまさか自分の名前を書き間違える人が世の中にいると知らなかったんだから、こうした事態を予測して未然に防ぐことができない。

もちろん、書類を落ち着いてチェックすればその場でわかることなんだけど、高額支払にビビッてちゃんとみていなかった。私が悪いが、私だけが悪いの?というやりきれない気持ちだった。

 

③保険システム改変事件

6月、保険加入のシステムが大きく変わった。

端末と呼ばれるもので作っていたのが、現金は端末で受入れるが、書類作成と登録は局内唯一のパソコンでやるらしいのだ。入社2か月、研修所から戻って1か月ほどのことだったともう。

それは来た。よりによってシステム変更初日に、満期になったので新しい保険に入りたいと。これは一応ノルマがある郵便局にとって願ってもないことであるが、初めての手続きで私はやりたくなかった。しかし、忙しいし、こんな時間がかかる手続きを誰かに代わってもらうなんてできない。

保険担当の男性先輩が仕事の傍らフォローしてくれ、パソコンで書類を作って、私は訳も分からず子供の使いとしてただ言われたことを伝言ゲームする役割になる。

私「ここに氏名と住所をお書きください」

客「ここは判子いりますか?」

私「あっ、えーーーーっと…○○さん、ここって判子いりますか?」

先輩「あー、○○だったらいるし、××ならいらないよ、○○だって?」

私「(○○ってなんだ?)えっと、お客様は○○でしょうか?」

客「○○ってなんですか?」

こんなやり取りをし、さらに保険手続きは説明から書類記入までざっと2時間はかかるのだが、たいていは30分くらいで終わるっしょ、という気持ちで来るお客様が多いので、だんだんイライラが伝わってくる。こわい…。

そして客と先輩の間を行ったり来たりしながら「支払いは月々でいいって?」と当然のように聞かれ、また小走りで客の方まで行き「支払いは月々でよろしいですか?」と行くと書類を書きながら「はーい」と答える。

そしてなんとか手続きが終わり、1か月分の保険料を差し引いた額の満期保険金(万札の束)を用意して「お待たせしました」と呼び出す。

あーやっと終わった、嫌な汗をかいた、ほんとよかった、と思うがお客様は戸惑った表情で

「え?私これ、全額保険に入れたかったんですけど?」

「だってこんな大金持って帰れるわけないじゃないですか?」

と言われる。

え?いや、支払い月々でいいって言ったよね??え??

と、先輩にも聞かれ「はい」と答える。しかしお客様は、こんな大金持って帰れないという。そこで通帳に入金する形をとって終了となった。

釈然としない客、しかもシステムが変わった初日なので、支払い方法の途中変更のやり方がわからない、その上、当時まだ保険加入確定後の取り消しができなかった気がする。

とりあえずお客様(女性)は帰り、私はほっとしたのだったが、事件は夕方起こる。

その客の母親が怒ってやってきて、保険金はすべて次の保険に加入するつもりだったという。

実際、一括支払いの方が安いしお得である、が、当時確定解除の方法がわからず、できないと聞いていた私たちはどうすることもできなかった。(でも多分かんぽ生命に電話すればどうにかなったんじゃないかな?システムとして変だし)

局長に言われ、保険に詳しい山田さんが対応させられる。

頑張ってなだめて説明し謝罪し、結局のところおそらく解約という形をとって入りなおすようにしたと思われる。

しかし、そうするとお客様はまた平日昼間に時間を作らないといけないのでものすごい迷惑がかかる。

一応これは、「私のせいで」起こったトラブルである。

が、私だって保険そのものもシステムもよくわかってない状態でお客様に

「月々?ほんとにいいんだな?てことは、今日の満期保険金は現金で持って帰ることになるぞ?いいんだな?一括じゃないんだな?」なんて発想はない。

こういう、ンな発想ない!という行き違いミスはよくあることで、ほんとに嫌だった。

ちなみに、国立大学を出ていた優秀な同期は、この手のミスがあった後からモチベーションが下がって軽く鬱になり体調を崩し敗血症になり辞めた。

しかも、彼女のいた局はそこそこ仲もよくて人間関係が最悪とかでもない。しかし、この仕事上発生するどうにも処理できない「私が悪いの?」という割り切れないミス、それが受け入れられなかったようだ。わかる。

 

④組合加入拒否事件

組合勧誘はすべての新人が最初にぶつかる壁でもある。

5月くらいは新人同士組合に入ったかどうか?を探り、勧誘を恐れ、どうするか迷うのが恒例である。

ちなみに、私のように組合に入っていない先輩は後輩から相談されることがある。組合は言ってないって本当ですか?どうやって回避したんですか?など。

そして、勧誘された後輩が言っていたのだが、組合のリーダーをやっている男性社員と山田さんとお茶をしたのだが、リーダー以上に山田さんの勧誘が熱心で驚いたそうだ。

想像に難くない。

結局私は組合に入っていないが、それでも1年目は恐ろしい出来事を経験した。

先の保険システム改変事件の前後だったろうか、もっとあとだったろうか、忘れてしまったが、OJTの山田さんからとうとう組合の加入用紙を渡されてしまうのだった。

OJTの山田さんは、OJTなので会社のルールで私の相談役にならねばならず、仕事終わりにお茶しないかと声を掛けられることがあった。

しかし、当時の私は、「これ、どっち??」とめちゃくちゃ焦った。

組合の勧誘なのか、OJTの一環なのか。しかも帰属意識の高い山田さんのことだから、当然組合には入るべきと思っていそうだし、山田さんの世代(40歳前後)は全員加入している。

どきどきしながら面談を終え、私はとにかく緊張しながら、仕事が難しいけど頑張って覚えますとかなんとか、表面的なことだけを言っていた。

のちに、山田さんが私が心を開いてくれない、と漏らしていたと人づてに聞く。

そんな面談の帰りだったか忘れたが、「ハイこれ」とクリアファイルに入った加入用紙を渡され、任意加入だけど組合は大事なものでどうのこうのだからと簡単に説明され、入るにしても入らないにしても、その意思だけ教えてね、と言って帰っていった。

最悪だ。入らないなら返事不要、ではなく、入らないにしてもその意思を言わないといけないのだ。

しばらくロッカーに放置し、山田さんと休憩が被らないように注意し、組合の話が出ないことを祈りながら数日を過ごした。忘れてくれることを願うばかり。

 

しかし数日後、運悪く山田さんと休憩が被ってしまい、お弁当があるが外食しようかと休憩室で財布をあさっていると声をかけられた。

内容は、最近の仕事のミスを指摘するものだった。たしか先の保険のことだっただろうか。

「○○さん(男性先輩)にちゃんとお礼言った?あなたのミスのためにいろいろやってくれたのよ?わかる?」

「い…言いました…」

「ちゃんと感謝してる?そういうの仕事で大事なのよ??

ねえ、私ほんとに心配!この前の組合の返事だってまだだし!」

覚えてたか、そりゃこの几帳面な人が忘れるわけないか…と瀕死の危機であった。

でも、私は組合を勧誘された時も軽く言ったはずの常套句

「今は、一人暮らしで、奨学金も返しているし、それが終わるまでは、ちょっと、支払いが…むずかしい、です…」

を繰り返した。(奨学金返済は嘘である)

実際、当時の手取りは初任給が158,000円である。

そこから家賃7万、光熱費、通信費、などひいたら…月々5000円組合に支払うなんて無理だ。一応残業代などもあって17万前後の手取りであり、組合費を払うこともできたが、そもそも任意加入なんだしそこはいいんじゃない?という考えであった。

山田さんの加入時の常套句はというと「みんなの支払った組合費で守られて恩恵を受けているのに、悪いと思わないの?」である。

みんなの組合費から恩恵を受けるのは悪い VS 金がない

 

ここまでのピンチと面と向かっての圧と恐怖に打ち勝って(?)加入はしなかった。

その後、山田さんは課長代理になって異動し、その2年後私も主任になり暇な局に異動となった。

ちなみに、山田さんがいなくなった後に、同い年で既婚者の男性が入ってきて、彼も組合に入っており、わりとみんな仲が良かったので私も「入りたくないしお金もないから無理です」とか冗談っぽく言ってかわせる関係だった。

それからしばらくして彼は離婚し一人暮らしを始めたのだが、かつて奥さんと共働きだったものの一人で家賃など払ってみると、組合費が本当にきつい、組合費くらいって言って悪かった、と言っていた。

だからまあ、実家暮らしならともかく一人暮らしの新人が「つきあい」で加入する必要ないよ。

 

 

以上が、郵便局1年目のおおまかな事件である。

ほかにも、その忙しい局にいた頃のエピソードとしては

通帳を繰り越したら最終残高が更新され、それをお金を取られたと勘違いしたお客さん(70前後の女性)が私を呼びつけ「金とりやがったな!騙されんぞ!」と怒鳴りつける。

払い込み1枚だけの男性が、局員が手数料を間違って言った(間違ってもらったわけではない)とブチ切れ、2時間怒鳴り散らして居座る(これは後輩が担当した客で彼女は泣いていた)。

あとは変な人シリーズで、入金しないと地球が滅びるという男性、自分で払い戻したお札の枚数が違う(数え間違い)と怒り局員が枚数を確認しぴったり合ってることを証明すると「誰の指示だ?!小泉(元総理?)の指示か?!」と叫ぶ中年女性、郵便物の中身を確認するとブチ切れる中年男性、自分が通帳をなくしたのに再発行に1週間かかるというともっと早くならないのか、俺めっちゃ困るんです!とゴネる男性などきりがない。

あと、マンスプレイニングも大盤振る舞いで、

まずは政治の話をするおじさん

「イヤー郵便局は待つねえ」

「すみません」

「そもそも、民営化したのが間違い、いや、あなたに言ってもしょうがないんだけどね、もとはといえば小泉が…」

次は、敬語にうるさいおじさん

「少々お待ちいただけますか」

「いただけますか?ってなんだよ、じゃあ「ません」っつったらどうすんだよ、お待ちください、だろ、ください、それしかないんだからさ」

このへんも挙げたらキリがない。

 

こんな感じで接客の嫌さが詰め込まれた感情労働MAXの仕事だった。

そしてOJTの山田さんは歴代で1番キツい上司だった。

朝機嫌が悪いと無言、局長ともめるとみんながいる休憩室で泣いている、泣いていなくても様子が暗い場合、無視してもだめだし、話しかけても反応が薄いし機嫌が悪い。

さらにそんな機嫌悪い日に限ってやったことのない手続きなどに当たると、OJTなのでまずはその上司に聞きにいかないといけない。

しかし、人数もギリギリで回しているし余裕はないので結局ちょっとややこしいで続きを山田さんがやることになる。

でもって忙しいので私は次の客を呼ぶほかないのだが、またしてもやったことのない手続きに当たる。で、みんな手が塞がっているので、一旦は山田さんに相談しに行く。

すると「私、今、あなたの仕事やってるのよ?!わかってる?!」

と怒られる。みたいなことが起こる。

でも保険の成績はいいし、几帳面なので事務の知識も完璧だった。

しかし異動後に後輩から聞いた話では、保険営業の成績が良かった後輩の客を取ったらしい。

 

そんな具合で1年目は本当にキツかった、仕事に慣れることで年々つらさやキツさは減っていったかもしれないが、仕事が嫌い、会社に行きたくないという気持ちは入社初日から1ミリも変わることがなかった。

でも、みんな「会社行きたくない」っていうし、それでもみんな耐えて会社に行っているのだと思っていた。

結局7年目に突発性難聴になり、辞める理由ができたといわんばかりに喜んで辞めた。自分で決断する勇気がなかったので、外的要因で「辞めざるを得ない」という状況になり喜んだ。

それに比べると、それ以降の事務の仕事はどれも楽なものばかりだった。

会社に行きたくない、と思うがそれはたるいなーくらいのもので、深刻で憂鬱なあの頃のものとは全く別物だった。よく鬱になってなかったと思う。

そうしたつらい経験を経れば、どんな仕事も耐えられる、と、思いません?普通。

ところが、今ちょっと怖い先輩にあたって本気で辞めたくなっている。

こうして書き出してみると、ミスの要因にビビッて失敗というケースが多いので、怖い人がマジで苦手なのかもしれない。

こういうことを言うと、そんなんじゃどこに行っても通用しない系の説教はあると思うが、うーん、でも逃げられるなら逃げ出せた方がラッキーよね、と最近は思う。

 

ああいう苦労を経ても、あれはツラかったがそれを乗り越えられたんだから今度だって!という気持ちにはならず、またツラさに耐えるのは嫌、という気持ち。

なんなら、新卒時代の方が、仕事にビビッていた分舐めた気持ちはなかったのでまだましだったともう。その分、自分を責める気持ちが強くこんな自分じゃダメだ、どこに行っても通用しない、転職なんて絶対無理、というネガティブ思考にあふれていて6年も時間を無駄にした、と今は思っている。

最短で転職サイト見ている

入社3か月、これまでで最短で転職サイトを見ている。

 

転職慣れしてきているということもあるけど、年を取ってもっとも落ちたものは忍耐力かもしれない。

給料の良さと労働時間の短さ、そして総務部っぽい部署で営業とか来客とかと直結しなそうな点、そして安定していそうな年数の長さもよさそうだと思い腰を据えて働くつもりで入社したものの、ずっといるのやだな…という漠然とした思いからサイトを閲覧している。

そして、最も大きな理由は引継ぎをしてくれている39歳の女先輩が怖いということである。

入社2週間くらいで既にけっこうなイラつき具合を出されていたのだが、最近は常態化しており、ゴミを見るような目で見られる傾向にある。(個人の感想)

今までもキツい上司はいたけど振り返っても新卒の時のOJTくらいで、あれは歴代でマジきつかったのであの頃の私偉すぎ!!!と感心している。

それでも、新卒時代の上司は上司なので、仕事で分からないことがあればほかの先輩に聞くなどして回避もできたし、誰に対しても(特別ひいきしている後輩でもなければ)均一にキツかったし泣いたり怒ったりしやすく「そういう性格」感があったので我慢できた。

 

しかし今の先輩は、確かに不快感を態度に出しやすいものの、後輩や同僚内では明らかに私に対してのみ発揮されている。

で、それが結構キツい。

その先輩がイラつきをあらわにする相手としては主に3人いることに気づいたのだが、まずは私の部の部長であるおじいちゃん上司、とはいえ立場が上の人なので、関わる頻度が低く、頻繁にイラみは発揮されていない。

次に、彼女が別の部に行く前の元上司であるパソコン関連を担当する上司。引継ぎ初日からこのパソコン上司に対するイラみはバリバリに発揮されていた。

そして最後が私である。

とりあえず質問をすると「え?なに?!(イライラ)ん??どゆこと??(眉間に皺をよせて)」という感じで気難しい表情を作り、「私が説明下手で何を言っているのか全然要領を得ないせいで伝わってこない」感をすごく出してくる。

なんというか、こっちがバカになった感じ。

後輩(私)がお馬鹿さんだから、何を言ってるのかさっぱりで、そのせいで私(引継ぎ先輩)の手を煩わせる困ったさん、という構図になる感じ。

今まで、誰に対しても機嫌が悪いと嫌な態度をとる人、に当たることはあったが、ピンポイントで自分に対してだけ嫌な態度をとる人には、思い返せば初めて当たった。

これ、すげーきついんだね。笑

何か言ってもとりあえず「意味わかんないこと言ってる」的な顔をまずされる。

一度、まだ入社1か月ほどの頃、引継いだ仕事でお客から問い合わせがあったので聞きに行くと、先のような態度をされ、向かい側に座っていた営業部の女性が不思議そうなちょっと驚いたような顔をしていた。

なんというか、ごく普通の質問なのに「だから!…」みたいな強い口調だったので、え?なんか10回目くらいの質問なの?みたいな表情だろうか。

その後、先輩は私のデスクに来てやばい奴を見るような顔で、ドン引きした表情をしながら

「あのさあ…これ、資料渡してるよね?これに書いてあるし、お客さんと同じ画面見ながら調べたりしないと、仕事、覚えないからさ…」

と言っていった。

ちなみに私は資料を見て、画面も見たうえで分からず聞きに行ったのだが(なるべく聞きに行きたくないし)そんなことは言えなかった。

 

それからしばらくして別の業務の引継ぎがあった。

この先輩はきっちり仕事をしたい几帳面なタイプなので、事前に資料を印刷して用意してくれ、1~10までを2時間ほどかけて全て説明しきるタイプである。

なので、資料がそろっていてありがたいが、時間やスケジュールには細かいし、もちろん相手のこれだけの準備に報いる姿勢がなければ厳しい。そして私は一生懸命というほどではないため、報いる姿勢が低いと思われる。

 

事前に「この日時間とれる?」と聞かれ、「じゃあ1時か2時から始めようか…うーん、1時かな…」と言われていたのだが、別の上司からの引継ぎ業務(私は3人の仕事の一部を振り分けられている)を習っていたために、昼休憩に入るのが30分遅くなってしまった。

なので、その先輩に今日が2時ではなく1時からだったことを一応再度確認し、昼を早めに切り上げようかなどと考えつつ向かった。

ちょうど休憩に入った先輩に、話しかけることを申し訳なさそうにする態度を心がけつつ「今日1時からでしたっけ?」と聞きに行くと、少し間があった後目を合わせず「うーん…じゃあ、半からにする?」と言われたので、「ありがとうございます」と言って昼休憩に入った。

 

そして引継ぎの時間になったのだが、作業する別室に入ってまず言われたのが

「あのさあ、ありがとうございますって、違うよね?」

であった。続けて、

「うーん、私、自分で言うのもなんだけど、まあ、けっこう丁寧に教えてると思うんだよね…で、まあそりゃ仕事って時間どおりに動けないこともあるし、柔軟にやっていかなきゃならないんだけど、私は30分ずれても、その30分て微妙な時間は他の仕事に充てられないんだよね、で、時間見ながら準備もしてるし?ていうか、ありがとうございます…?うーん、こっちは調整してあげてるんだし、ありがとう?なのかな?うーん…だって〇〇部長とか〇〇課長にはそんな言い方しないでしょ?」

と続いた。

私はもう「すいません…」と言うほかない。

 

なんか、こんなことを言われたのは初めてな気もする。

私はとにかくおとなしーくしているタイプなので、態度の悪さなどのボロが出にくく、目立たないゆえ抜擢もされないが攻撃もされない存在だった。だったはず。

 

これが、めったにかかわらない先輩だったらまだよかったが、私は引継ぎを受けたので、今後も疑問点はこの人に聞かないと解消されない。

しかし、今話しかけていいのかどうか、言い方に間違いはないのかどうか、伝わるように質問ができているのかどうかなどに神経をすり減らすのが心労になっている。

他にも、何かで質問があり聞きに行きそこはサクッと終わったものの、去り際に

「あ、そういえば◯◯の登録、全然進んでないみたいだけど?まあ、忙しいのかなーっ…と思って言わなかったけど…」

と言われ、「全然???」と思いながらも、たしかに6割やって月末日付のは後でやろうと思って暇な時間はだらだらしてたけど…と思いつつも

「あ、やり、ます!」と答えた。

半分以上やってますよ?とか言えないし、暇な週だったので忙しいのかなー、は明らか嫌みである。

そんでそっこーで登録作業を完遂したところ、夕方になって営業部の方で翌月分がもうアップされているのは早すぎではないか?とか揉めているのが聞こえてきたりした。

(ちなみに、翌月分を登録していても問題はない)

あーめんどくさい!

 

今ランダムに在宅勤務をしているので、正直先輩のいない日はめちゃ嬉しい、という事態。

今までも職場に苦手な人などはいたものの、こんなにダイレクトにかかわらなければならず、しかもほかの人には普通の態度なのに私に対しては明らかに厳しいという状況は初。嫌い感を出されながら働くのがけっこうツラいとは。

あまり女性から嫌われたり敵視されたことがなかったので戸惑っている。

 

さらに悪いことに、最近その引継いだ仕事で私がミスをしていたことがわかり、私の在宅ワーク中に発覚、顧客にもかなり迷惑がかかるということがあった。

もちろん、在宅明けに、その担当のパソコン上司と、その引継ぎ先輩に謝りに行った。

意外とキツいことは言われなかったものの、実はこのミス、私もちょっと「これでいいのかな?」と思うところがあったが、その日在宅だった引継ぎ先輩に連絡するのが嫌で見過ごしたことで起こったのだ。

完全に私が悪いが、もうこの「疑問点があるけど怖くて聞きに行けない」という状況から抜け出したい。

よって転職サイトを見ているわけである。

 

記憶では、新卒の仕事の方が仕事自体も重く、客もキツく、上司もキツいので今より大変だった。

しかし、そんな大変な苦労を若い時にしていても、今のような軽微な苦労から逃れたいと思うのだなーなんて考えている。

 

ちなみに、先輩はおそらく、私の帰属意識の薄さや、社内の人とのコミュニケーションが最低限であること、積極的に輪に入っていかないところなどが気に障るのではないか?と考えている。

入社初日は明るく話しかけてくれていたが、数日後からこんな感じになっていた。

 

ちなみに、先輩は悪い人というよりは、責任感が強く几帳面なため、自分にも他人にも厳しい、というタイプと推測する。

理由としては、入社2週間で展示会があった時、うちの会社は運営をするので学祭準備みたいに前日からホテルの地下でパネル配置などの作業をした時だった。

いつもその先輩がスケジュールを組んで当日の受付シフトなどを作るそうで、引き継ぎもあるので私はいつも先輩と二人組だった。

その先輩とは前日夜の飲み会でも隣なので雑談をする。

その時言っていたのだが、次の展示会は出張になるが、先輩は枕が変わると眠れないので睡眠薬を飲むし、普段もアラームより先に目が覚めるタイプなのだとか。

そこで、責任感が強く神経質な人なのかなぁ、と思ったりもした。

さらにその翌日、展示会が終わった後の社長や会長との会食が終わった直後、なぜか先輩は泣き出してしまった。私の横で。

「えっ?!」と思ったものの、年配でムードメーカーな女性が明るく慰めたりしており、私はどうしたらいいかわからず、そういえばチラッと親が入院したとか耳に挟んでいたので、まさか亡くなった?と思い何も声をかけなかった。

先輩はこの展示会の時もそこそこ私にイラついている様子で、私に何か言葉をかけられてもうざかろうと踏んだのた。

まあ、正しくは早く帰りたかったのだが。

帰りしな、営業部の私より年下の女性と明るい40くらいの男性と一緒になったら

「大山田さん(仮名)泣いてましたねーどーしたんすかねー」

「展示会成功してうれしかったんじゃないすかー?」

とつまらなそうに言っていたので、おそらく、感情の起伏などはいつものことなのかもしれない。

そういえば展示会直前も、突然早退していた。

 

なので、もともと性格がキツイ人という可能性はあるし、時間をかけて関係が改善するということもあるだろう。

しかし、その1年や半年、全然耐えれる気がしない。

 

しかも、私の前に実は3日で辞めた人がいるらしく、私のポジションで雇ったらしかった。

おじいちゃん上司曰く「こちらとしては、ゆっくり覚えてもらおうと思ってたんだけど、なんかすごく思いつめちゃったみたいで、その人の親御さんから辞めさせたいということで…」だそうだ。

ちなみに、私も出社3日目は熱を出して休んだ。

 (別に仕事がいっぱいいっぱいというわけではなかったが、入社前日に飲んでいて睡眠不足だったから?)

 

そして先輩以外の要因としては、そもそも、出張とかめんどくさい、私は入社当初、一泊だけ出張があると聞いており、てっきり一人で行くのかと思ってたらこの全員で行くらしい。

えーめんど。

それに、些細なことだが、社内はワードで文書が保存されていることが多いのもなんか嫌だ。

さらに、なぜか数字は全角だし、なのに当たり前だが、システムから出したものは半角のデータなのでこれらをマッチングするときめちゃくちゃ面倒、それもめちゃくちゃ嫌だ。

そんでもって、全ての資料が紙ベースで保存されている…なんで?

 

今日なんて、紙に印刷された文書をこれ作り直しておいて?と頼まれたが、これ、元々のExcelかWordデータあるやつだよね?データくれ、データを!

あと、今までも仕事つまんねーというのが常だったが、今回も新卒ほどではないけどつまらん。

今までのような、CADやAccessでなんか構築する仕事、まだマシだった。

 

という感じで全体的にめんどくささを感じている。

よく、新しい職場で人間関係を構築するのが大変、なんて聞くが、そもそも人間関係を構築したくない私のような人はどうすればいいんだ。

 

前職のダメ会社はブラックだったので、人が常に流動的でまとまりがなく、その分自由でだらしなくやってても誰も見てない…という環境だった。

正直、そのくらいいい加減な会社のが合ってたのかもしれない。

 

もともとの性格が不安症的なので、安定した老舗企業を選びがちたが、1番快適に働いたのは外資系ITだった。

上司はヤバい人だったし先輩の性加害疑惑が発覚して辞めたが、なんでもデータ保存で無駄がなく、部長から率先して定時退社で、用事のある日は早めに出社して早く帰ることもできた。

あー、あの環境、よかったなあ。

 

探せば緩い企業があると知った今、先輩のような几帳面な人がことさらしんどく感じる。

どこにもそんな人はいる、というが、新卒OJT以来なので7年ぶりくらいである。

 

ちなみに、奇しくも今のキツい先輩が大山田さん(仮名)、新卒時のキツい上司が山田さん(仮名)という共通点がある。

もうこの名前がトラウマになりそう。

お前の意見なんか聞いてない

https://note.com/mushitoka/n/nf305b44fb057
人の日記を読んで思った。

ここにある通り、何人かで集まって話している時に黙っている人、意見を言わないのは、裏を返せばそれはお前の意見なんか聞いてないよ、ということ、あーなるほど。

確かに私も早く終われと思うミーティングなんかでは黙ることで全体の尺短くなれ、と思っている。

あれこれと積極的に持論を語る人(私もわりとそう)と、押し黙ってる人はある意味同じなのかもしれない、自分の確固たる意見以外認めない、とうことなのかも。極端な解釈ですが。