日記

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ピンクのクロックス

そこまで親しいわけではない学生時代の友人のインスタが流れてきたので目を通したら、コメントのやり取りに「息子がピンクのクロックスを選んだのでなんとか青に替えさせた」「上の子はオネエ言葉使ったり乙女だから心配」とあった。

 

現代は性別による役割の差を無くしていく方向にあり、そのため子供用品も性差を意識しないカラー(たとえば黄色やブラウンのランドセルなど)が普及していっている、と受け止めていたけれど、実際「青は男の子の色」「赤は女の子の色」みたいな性別差意識を支持する層は、根強く一定数いるのだと思った。

単に、オネエ言葉を使って学校でいじめられたりいないか心配、という意味で、性自認が実際の性別と異なることを嫌うというわけではないかもしれないけれど。

 

少し興味を持って過去の投稿も見てみたら、それでも以前流行ったあかちゃんの写真をりゅうちぇるにする、みたいなやつはやっていて「ふうん、それはやるんだ」と思った。が、他人の行動に一方的に一貫性を求めて勝手に窮屈にしばりつけようとすることはいけないことだと思いそんな自分を戒めた。

 

話は逸れるが、例えばここで私が「男の子がピンクを選んだっていいじゃん!」と口を出したとする。(絶対に出さない方がいいと思うのでやらないが)

そうしたら、子供を持たない人には親の気持ちは分からない、となるのだろうなと想像する。

※個人的には、それ以前に子育て云々に関わらず微妙なラインについての話を、よく知りもしない人が口を出すなよ、と思う。

 

確かかつて(あまり好きではないのだけど)武田砂鉄が子持ちの人の言い分に対してこういっていた。

「(子供がいない、未婚などというのは)未経験であって、未成熟ではない。いないなりの意見がありますよ」

 

たしかに。子供、結婚以外にも、広くいろいろなことについて「経験していない=未熟」と捉える空気はあると思った。

例えばスポ根で生きてきた人などは、スポーツこそ(でしか)友情や忍耐力、粘り強さは学べないと思っているように見えるし、恋愛経験や性経験がない人についても人間として大事な部分を分かっていない、みたいに捉える雰囲気があると思う。

たしかに私も、少しも本を読まない人は想像力や知識欲に欠け、自分の既存の価値観に絶対的な自信を持ちすぎている、と思っている。(そういう私も、そう思っていることへの絶対的な自信を持ちすぎている)

 

しかし、例えば子持ちの人が、子供がいない人のことを未熟だと思う理由を想像したら少しわかる気がした。それは、自分の経験の範囲で考えるからこそ未熟だと思うのだろう。

一般的に“ふつう”と言われるペースで結婚し子供を持った場合、子供を産むのがだいたい30代前半だとすると、子供がいない時期というのは主に20代を指す。

そうなると、子供のいない人=(自分の)20代の感覚だと捉え、あの人たちは子供がいない→私が子供がいなかった時(20代)の感覚のままでいる→未熟だ。

と、なるのかもしれない。

誰でも30代に比べれば20代は未熟だったし、誰でも年を取るとある程度成熟して大人になる。

が、それを解き明かすすべもないけれど。