日記

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ロンドン一人旅 3日目 テートブリテン

ウェストミンスターから地図上だと南へ。
地図が苦手なので合っているかわからない。

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Googleより
テムズ川沿いと違い、煉瓦造りのマンションや広い庭のあるお屋敷などが連なる街で駅付近では住宅に紛れてBURBERRYが出現したりした。
このあたりはあのMI5だかMI6があるのだ。

見晴らしのいい通りを公園沿いに歩く。
公園はヴィクトリア塔庭園というらしい。

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Googleストリートビューより
途中、信号がない横断歩道があるのでとりあえず車の通りが途切れるのを待つが、車が止まり道を譲ってくれる。こういう時、ついつい日本にいるみたいに会釈してしまう。
ロンドンでは、車の通りが激しい道でもわりと人が堂々と横断歩道を渡る印象があったが、もしかしてそういう交通ルールなのだろうか。

日差しを受けて少し汗をかきつつテートブリテンに到着。

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私が中学生の頃、今思えば東京にテートブリテンの展示を見に行った記憶がある。
なぜテーとブリテンだと思ったかというと、展示されている絵画の中に見たことのある作品があまりに多いから。
なぜそんなにも中学生の頃の記憶が鮮明かというと、当時家でとっていた読売新聞には、毎月2枚絵が入っていた。毎回どこかの美術館の作品を継続して取り上げており、母は毎回それをきれいにファイリングしていた。
ちょうど私が関心をもって毎月の絵を楽しみにしていた頃に、そのなんとかコレクションを東京にみにいったこともあり、とても印象残っていたのだ。

テートブリテン入り口にも、私の好きな「カーネーション、ユリ、ユリ、バラ」の旗が見える。

ここももちろんdonate制で、5ポンド寄付した。
広いギャラリーだけど、適度にひと部屋ひと部屋が広すぎず、壁にはさまざまなサイズの額が掲げられ、整然としすぎてないのがいい。

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当時一番行列ができていたのがオフェーリア(オフィーリア)

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当時の記憶ではもっと大きかった。

カーネーション、ユリ、ユリ、バラ
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当時これを見たとき、ほがらかで涼しげでどことなく懐かしい雰囲気にも惹かれたが、一番印象的だったのは、外国にも「ちょうちん」があるのかと驚いたこと。
祭や居酒屋でみるあのちょうちん。ちょうちんなんて変な響きのものが、こうしてヨーロッパの絵の中にあるのが不思議だった。
しかも、タイトルが「カーネーション、ユリ、ユリ、バラ」
絵画という格式の高いらしい教科書的なものにつける名前にしては変だし、画家っていう何かすごい人なら、もっと練って絵っぽいタイトルつけるんじゃないの?と衝撃を受けた。

こういうところに、芸術という分野が"教養"と呼ばれる囲いの中で澄まして教育的な人みたいに振る舞っているのに、裏では何かよからぬことを企んでいるような、"教養"なんていつでも裏切ってやるよ、というような粋な気概が感じられる。
絵に限らず、本や音楽もそうで、必ずしも学校とか教育とかに味方しないようなところが好き。

外国の美術館はそうだと聞くが、イーゼルがあって自由に絵を描いていいことになってる。
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テートモダンよりも部屋が多くて迷路のよう。迷う。平日だからか人は少なく、いつでもソファに座ってぼーっとできる。

帰るかどうしようか迷いながらふらふら歩いていると、ドア付近にいた黒人の男性に話しかけられる。
旅行かとかどのくらいいるんだとか、ナンパか?5日しかいないと言うと去っていったが、ジャパニーズイズ(are?)スタイリッシュといわれた。
靴と靴下の組み合わせとかいい、みたいなことも。
ロンドンで誉められた。

ところで、イギリスというとファッションやカルチャーの国というイメージがある。
セックス・ピストルズ、クラッシュ、ビートルズとか、服ならヴィヴィアンウエスウッドとか、BURBERRYとか、文学だって古くから女流作家も多い気がする。ジェーン・オースティン(お札にも描かれてる)とか、エミリー・ブロンテ、男性だとオーウェルコナン・ドイルなどいくらでもでてくる。
対して画家はどうだろう。どこに行ってもターナーの絵しかなかった。
イギリスの画家というと、どうやらターナーしかいないっぽい。
ぼやっとした風景画の。なんで。

テートブリテンで可愛かった絵
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平面的で変で好きだが、イギリスの画家ということ以外作者は不明らしい。

これもかわいい。
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意外と早く見終わったので、このあとは地球の歩き方に載っていた場所にいく。
人一人通れる程度の狭い小道の奥に、カフェやお店が広がっているらしい。裏路地的な場所だろうか楽しそう。
できればそこでパブに行きフィッシュ&チップスも食べたい。
ボンドストリートを目指す。