日記

日記です

半年未満で会社を辞めた

世間にやりたい種目が無い。

 

昨年末結構時間をかけて転職活動をし就職した会社を半年(有休消化を除けば出社は5か月半)で辞めた。

今の会社に入社した理由として、定時がちょい早くて実労7.5時間で、夏季休暇も賞与もあって激務ではなさそうだったから。

私には会社員としてのやりたい種目がこの世にないっぽいので、とにかく労働がすくない物を選ぶ傾向にある。

転職前より収入も上がったし、待遇面はとても良いのでとりあえず2年は頑張ろうと思っていた。

が、それがいつのまにか「まあ、いて1年かな」という気持ちになり、いざ転職サイトをチェックし始めると、「即刻辞めたい」に変わって行った。

 

引継女先輩とアウトロー仕草おじさん

キッカケは引き継ぎの39歳女先輩からの圧、直属の上司が合わない、これが2大退職理由だと思う。

女先輩に関しては以前にも書いているが、質問しにいくとあからさまに嫌そうな態度を出されるというものであった。

そもそも入社2日目に、アウトロー仕草おじさん(直属の上司とは別の煙草臭い上司)に急に呼びつけられ引き継ぎを命じられた時から女先輩はイラつきを隠さなかった。

とはいえ、それは私に対してというより、アウトローおじさんの尊大で横柄で命令口調(この世のおっさんの半分は無駄に命令口調で頭がどうかしていると思う)でいいかげん(風な芝居がかった物言い)な点がもともと苦手で、指図されるのがうっとうしいからだと思われる。

私もこのアウトローおじさんにはアレルギーがあったのか、おじさんからのレクチャー翌日熱を出して会社を休んだ。

就職して10年以上たつが、入社早々体調不良で休んだのは初めてである。

引き継ぎ女先輩圧問題に関しては、実際にそれを体感する私以外の人には憂鬱さが伝わりづらい。

嫌な先輩だからこそ、仕事で見返すモチベーションに変える論

引き継ぎには終わりがあるのだからちょっと耐えればいいことで深刻になる必要があるのか論

その先輩がヤバいので何言われても無視強気でいけ論

など。

とはいえ、私にとっては狭い小さな会社で顔を合わせ、昼休みやそのほかの時間に電子レンジの前で鉢合わせしないようにしたり、トイレで鉢合わせしないようにしたり、常に動向を伺いどこかで鉢合わせを避けるためにアンテナを張ることにも疲れていた。

そして冒頭に戻るが、そもそも会社内のどの種目もやりたいわけではないので、この苦難を乗り越える動機がなかった。

この苦難…乗り越えた先にあるものとは…?私の中では徹底して虚無だった。(居座ればボーナスが出るとか?)

 

会社は毎日が運動会

やりたい種目が無い人にとって社会は苦行である。

運動が苦手な私にとって、会社とは毎日が体育の時間、毎日がドッジボール、毎日が運動会である。

い昔は「アンタさぁ、わかんないわけ?ちょっと!わかる人呼んでよ!!!!」とか客にゴネられたり、生命保険を買わせるようにアプローチしたり、あんなことに6年も耐えていたなんて信じられない。よく突発性難聴で済んだよ…。

私にとっては、excelに金額を打ち込むのも、請求書と管理簿のチェック作業も、書類の管理も、全部全部ができればやりたくない、たるいだけのものだった。

でも事務ってそんなもんである。意義みたいなもの(を自分で生み出せるしっかりした社会人ももちろんいるが)が一切ないし、なるべく新しいことにチャレンジもしたくないし、仕事を通じて得たいスキルはない。

今後の転職を考えて経理の実務経験がつめれば…と思っていたものの、本心から経理で身を立てたいわけでもないので作業を通じて脳内に湧き起こるものは「めんどくせー」の一文字だけだった。

とはいえ、こういう人、多いだろうな。

昔、能町さんの「くすぶれモテない系」を読んでいたら、モテない系女子はサブカル趣味があったりするものの、ガツガツ働きたいというタイプではないので、実際テレビや出版のメディア系の仕事とかには就いていなくて自分の時間が取れる事務が多いんじゃないかな、などと書いてあって、まさに私であったし、私みたいな人世の中にごまんといるんだろうけど…会ったことないなあ。

 

展示会と出張が嫌

その他にも仕事の嫌な面はたくさんあった。

まずは展示会というやつ。

展示会は年2回あり、就職前から聞いてはいたので、まあ年2日だけ遅く帰るのか我慢我慢、ライブとかと重なったらテキトーなウソついて早退すりゃいいっしょ、と脳内処理して前向きに考えていた。

しかし、実際のとこと展示会前2週間から営業部は残業があり、1度私がライブにいく用事があったので(転職前から入ってた用事です)展示会2日前に定時退社したら、翌日引継女先輩に作業を教えてもらいながら「うん、営業部は9時くらいまで残ってたんじゃないかな?」とか言われ、明らかに私が定時退社したことが引っかかってる口ぶりに聞こえたので、自分の仕事が終わっているからといって、そして直属の上司に了承を得ているからと言って、繁忙期に1日でも定時退社すると何か言われるらしいことを知った。

(その先輩だって3日前に体調不良って言って急に早退してたのに…チッ)

そんでもって搬入作業と展示会当日と合わせて2日間は飲み会もあり、しかも場所が都心から遠い!!!!ゆりかもめ!!!家につくのは10時過ぎである。

しかも、入社前から出張がある、とは聞いていたものの、私はてっきり一人で大阪出張か~まあ予定も調節できるだろうし、ちょっと観光するつもりで気楽に構えましょう!と自分を鼓舞していたものの、実際は、この展示会で「全員で」出張で全員で行って2泊して全員で帰ってくる、というものだったのだ。

だいたい8月の木曜と金曜に泊って土曜の朝に新幹線で帰るらしいのだが、え、じゃあ土曜日にライブの予定とかあったらどうすんの?ていうか金曜夜にライブの予定があっても、よりによって展示会で出張じゃ仮病も使えないじゃん?!と思い一気に嫌になった。

これで「まあ持って1年だな…」と思ったのだった。

私のこの仕事への関心薄弱プライベート最優先脳では、正社員に向いていない。バイト向きだと思う。

本当に頼むからBI導入して、バイトでも安心して生計を立てたい。

 

紙ベースが無理

会社に入って、社風的すぐに無理と思った理由の一つに「古い体制」がある。

会社として顧客データを保存しているExcelは英数字が大文字(!)だし、なんでもかんでも紙で保存してあって、銀行サイトの振込完了データなんかもPDFでダウンロードしたものを印刷してA4ファイルに保存してある。

請求書を発行する時も、ダウンロードデータを印刷するのだが、なぜか会社控えもしっかり紙で印刷していて印刷枚数は毎月1000枚を超えている…

これってもう、あたおか案件である。

PDF出力→印刷→穴あけ→ファイル、データを見たいときは、ペラペラとページをめくって、そこに付箋を貼って、そして年度がかわると新しいファイルにテプラでタイトルを付けて引出の中を入れ替えて…あたおか!!!!!!

PDFで保存したら社名検索できるんだから1発じゃん。ファイルも引出もいらないし。どこ行ったっけ?とかもないし。

そして、先に書いた大文字データ保存も本当に頭にくる。

請求書を作るときに、請求書データ用のExcelにシステムからダウンロードした売上データを貼るのだが、顧客コード順になっていることをチェックする必要がある。(その月に請求が無い顧客がいると1行ズレるので)

そのため私はEXACTでマッチングしてチェックするのだが、請求書用のExcelが数字も大文字で記載してるのでマッチングできないのだ。

だからわざわざ大文字を一旦小文字に変換して数値で置換してからEXACTしていた。あほ!

この、わざわざ退化した環境にいる意義が見いだせない。

ちなみに、入社早々請求書控えの印刷をやめることを提案し、それが5月になって「今月より控えの印刷はしなくて結構です」とメモが貼ってあった。

 

直属の上司が苦手・差し入れ編

直属の上司がおり、私はその上司が指導係ということで、基本的にその人に質問すればOKである。誰に聞くかが明白でよかった、と当初は思った。

上司はおそらく50歳前後か、40代後半のおじさんである。狸の置物に似ている。

おじさんは、どういうわけかよく差し入れをよこしてきた。

入社したてだから気を使ってるのかな?と思っていたが、のっけから理解不能…無理…感が募ってしまった。

というのも、仕事の関連で栄養ドリンクなんかをサンプルでもらうことが多いらしいのだが、入社早々「こういうの飲む?」と渡されたのだ。

まあ、最初から断るのもアレだし1本は貰ってみたが、私は栄養ドリンクを飲まない。

入社3日目に熱を出して休んだということもあり、上司からの「気にかけ」は加速した。

「大丈夫?栄養ドリンクあるけどいる?」

と言われたのでこれはもう断ろうと思い

「いや、大丈夫です!」というと

「ほんとに?結構飲むときくよ?たくさんあるからいいよいいよ、栄養ドリンク嫌い?」

「あーそうですね、まあ、あんまり飲まないっていうか、味がちょっと苦手っていうか」

「でも、一応、わたしておくね!」

と味が苦手、とはっきり言っているにもかかわらず何本も置かれたのだった。

あーおっさん無理かも…と思った。

その他にも、よかったらどうぞー、とジョージアのペットボトルのラテを渡され、2日後には紅茶花伝のペットボトルを渡された。

しかし、私は甘い飲み物をあまり飲まない。甘いお菓子も食べるし、お酒ものむけど、わざわざ甘いペットボトルは何年も買ってない。

それはもうデスクに置いて半年放置した。

それ以降、「カフェオレとか飲む人?」と聞かれ「はい」と答えたところ、スタバやドトールのラテが定期的によこされるようになった。

ちなみに、これは同じ部の40代女性や、経理担当の50代女性にも配られるのだが、いったいなんのしきたりなのか分からない。辞める時に聞けばよかった。

そして、請求書で1番忙しい第3営業日になると、隔月で信玄もち1袋(赤い袋に6パックくらい入ったやつ)が配られた。

残業のお礼?お詫び?なのか?だとしたら私は1分1秒でも早く帰れるように効率化をはかって無駄を無くしてもらった方がうれしいのだが。

何というか、私にとっては、こういう差し入れは、食べ多分、飲んだ分、残業してね、と言われている気分だった。

 

直属の上司が苦手・非効率編

夏のボーナスに向けて人事評価の記入が必要になった。それが4月頃だったのが、心はもう辞めたいに傾いていた。

そんな時、人事評価を書いて面談があったのだが、その上司に「残業についてどう思う?」と聞かれたのだった。

「どう」ってなんだ?私はこの、自分の質問したいことの意図をあえて隠してぼやかした言い方をすることで、相手の今1番関心のあること、スタンスをを引き出させる質問方法が嫌いである。

なので「どう、っていいうと?なんですか?」と聞き返すところから始めた。

だいたい、私は基本仕事が終わったらさっさと帰っているし、「残業とは何か?」を議論し残業に関する私の考察を論述してほしいわけでもないだろうし、「あなたにとって残業とは?」「うーん、厄災…ですかね」ということが聞きたいわけではないだろう。

すると

「いやね、ハローワークなんかに求人の相談に行くと、今の人は仕事を選ぶときに重視するのが残業がないこと、しっかり休めることなんだって。昔は、まあ、家のローンがある人なんかは、あんまり早く帰ると奥さんに怒られちゃうから、だからまあ、○○さん(今の部長)なんかも、そういう人が遅くまで残業するのも目を瞑ってたんだよね、だから…どう…なのかなーって…」

「はあ、まあ、私はローンとかないので。今日中にやらなきゃいけないことで残業するのは仕方ないと思いますけど、前に勤めてた会社とかも定時で全員帰るようなところだったんで、別に残業したいとかはないですかね」

と言って面談は終わった。しかし、私はいつも定時上がりが多いので残業しないスタンスなのは明白だし、この質問ってつまりは残業してほしいってことじゃんね。

 

その数週間後、GW明けの請求書作成日がくるのだが、これが年明けに並ぶもっとも忙しい日とのことだった。

いつもなら丸1日かけてやる作業をシステムの機能の関係でその日の17時以降からしかはじめられず、結局22時まで残業した。

しかし、100歩譲っても、その18時の段階で「今回から請求書の様式が変わります」と言われ、マクロを直すところから始めるというのは頭おかしいだろ!

4月の請求書が終わった時点から今日までおよそ1か月の期間があったにもかかわらず、ちまちまマクロを直す作業をなぜこの18時にやる?

なんなら、15時から始めた部内会議の後半1時間は無駄話だったし、その時間にだってできただろ!と思い頭にきてしまった。

ちまちまマクロを直していると、さらに抜けのある個所が判明したので相談すると上司はフリーズ。

とはいえ、そこは年度の総合計欄なので、4月分の請求書では累計する必要性が低い。

だから、「でもここって計算すれば出ますよね、今回は4月分だしわざわざ記載しなくてもわかるから、来月分から入れるようにしますか?」と提案したが「あっ…うーん、いや、うーん」とフリーズ。

無視して他の作業を進めて数分したら、「ちょっとパソコンかりていい?」と聞いてきた。

いや、お前のパソコンあるだろ、と思ったし私も作業でパソコンを使うので「さっきの請求書ですか?じゃ、データ送りますね!」といって作業継続を死守した。

 

直属の上司が苦手・非効率編その2

私は見ていないんだけど、日テレの何かの番組でよしもとに入社した早稲田卒のマネージャーを特集したコーナーがあったらしい。

画像を確認したら「高学歴だけど女子力低いマネージャー」とか「リケジョ」とか書かれており、当然ネットでは「いまどき女子力って古い」と呆れ顔されているようだった。(時代は変わりましたね)

なかでも最もバカにされていたのが、その早稲田卒の新人女性がExcelで計算式を使ってデータを管理している様子に「リケジョ」などと付け加えるテレビの感覚であった。

ついでに、よしもとがそもそも経費でもなんでもデータベースで管理していないのではないか?という体制の古さも指摘されていた。

テレビを制作する人達も、よしもとの偉い人も、Excelの使い方がわからなくて、初歩的な使い方をしただけで過剰反応しているのでは?という推測から、システム化についていけない上の世代と若い世代のギャップやそこから生まれる働きづらさがツイッターに溢れていた。

実際、私もそんな場面に出くわすことになる。

 

「辞めます」と言った2日後 なぜか新しい仕事を教えられる

辞めますと伝えた6月某日、その2日後に振込データの作り方を教えられた。

え?もう辞めるんだから教える時間無駄じゃない?と思い、改めて

「これ、私、やり…ますか?」と聞いてみたが「うん、まずこのデータをここからとってきて」と説明が続いた。

ちなみに、私だってExcelが使いこなせるとは言えないのだが、にしてもこの上司は何か月たっても

「まず、ここで右クリックして、シートをコピーまたは移動するでコピーにチェック入れて、OKをクリックして…」

とショートカットキーで1発で出来ることを、ていうかシートコピーして、って言えばいいことを、この一動作一動作教えてくるのがほんとに無理だった。

その要領でまたExcelをこしらえる作業をレクチャーする。本当に無駄な時間である。

で、その作業というのが、システムからダウンロードした振込データ(顧客コード、顧客名、金額が入っている)に、振込先銀行の番号を追加する作業であった。

A社なら1、B社は2、C社は3という簡単な作業なのだが、これって毎月作っているので、先月のExcelからデータもってきて銀行番号マッチングすればよくない?と思い

「あの、これって先月のデータはどこに保存してるんですか?」と聞いてみる。

すると「え?ああ、その都度消しちゃってる。はは」だそうだ。

おもわず「えっ?!!!!!!」と悲鳴が出た。

さらにこれ、最終的に先月の請求書の金額と振込額があっているかを確認するのだが、それもいちいち、

・各銀行口座ごとに振込登録をしたデータを印刷

・銀行ごとに印刷した紙と請求書を目視でダブルチェック

・ポイントとしては、銀行ごとに印刷した紙はコード順じゃないのでチェックする時は広い会議室に持って行って全部広げてチェックしたほうがやりやすいよ

なんだそうだ。

つまり、振込一覧の用紙にあるA顧客を、今度は請求書から「ええと、A顧客A顧客、どこだ、あった!」と見つけ出して目視してチェック。

しかし、この振込一覧はCSVで出せるので、Excelを残しておけば、金額チェックもExcelで出来るはずなのだ。

私は紙でチェックすることを拒否し、「じゃあ私は請求書のPDFでダブルチェックしますね、今会議室使ってるみたいですし」とパソコン画面でチェックすることにした。

 

制服が無理

古い企業の非合理的な方法は地味にストレスだった。

残業申請も紙、有休申請も紙、しかもハンコを押す。

そしてさらに、やっぱり無理だったのが制服だった。

元々会社にお洒落していくタイプではないので、むしろカジュアルな私服で行ってもどうせ着替えるんだから逆に楽か、と思ったのだが、そういえば私は郵便局を辞めた時、絶対に制服の無い仕事にしようと誓ったのだった。

だってやっぱりだるいから。

着替えるために朝早く会社に行くし、更衣室は3人もいれば混雑状態、帰りも引継先輩と鉢合わせしそうなときはちょっと待ってから退勤してたし、制服を持って帰って洗ってまたもってくる手間!

なんて合理的じゃないんだ!

というわけで気づいたら会社の全部がうっすら嫌だった。

 

とはいえ、私は「この会社でこれがやりたい」というものはないので、今後もモヤッたら辞める、を繰り返すことは目に見えている。